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【西伸幸】五輪に3度出場したモーグラー、医療・介護施設の職員に転身

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※ 写真は「産経ニュース」より

平昌五輪で、原大智選手(日大)が史上初の銅メダルを獲得した男子モーグル。オリンピックはメダリストにしかスポットライトが当たらないものだが、日本の男子モーグルの最年長プレーヤーとして、影でチームを牽引していたのが西伸幸さんである。

五輪にはバンクーバー、ソチ、平昌と3大会連続で出場し、最高順位はバンクーバーの9位。2018年3月に行われた全日本選手権を最後に、現役を引退した。

そんな西さんは平昌五輪の2年前、2016年1月のW杯カルガリー大会の公式練習中に、右膝前十字靭帯を断裂するアクシデントに見舞われた。

復帰まで1年以上かかると言われた大怪我。当時30歳。一瞬、引退も頭によぎったが、「旬を過ぎた自分がケガから復帰してオリンピックに出たら、どれだけの人に勇気を与えられるだろう」と考えて、まずはケガを治すことに専念したそうだ。

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※ 写真は「rockinon.com」より

ロックバンド・クリープハイプのボーカル・尾崎世界観さん。16年には半自伝的な小説『祐介』を上梓し、小説家デビュー。今年8月には『めざましテレビ』のマンスリーエンタメプレゼンターに起用された。

今や多方面で活躍している彼だが、まだ名もなきバンドマンだったころ、水道を止められてしまい、住んでいたアパートの屋上で小便をしていたことがあったらしい。でもそのときに、「今、俺は水道を止められて、屋上で小便してるけど、将来、絶対に売れて、これをテレビのインタビューで話してやる」と心に決めていたそうだ。

スポーツにしろ音楽にしろ、人よりも秀でた結果を残す人は、人生のどん底にいるときや、挫折の真っ最中でも、どこか”俯瞰の目”を持ち合わせているのだと思う。

さて、現役引退後の西さんの近況が、10月11日発売の『スキーグラフィック』に載っていた。セカンドキャリアとして選んだのは、高齢者向けの医療・介護施設の職員。入居者のお世話をしながら、医療コーディネーターの資格を取るための勉強をしているとのこと。

ラソン解説者の増田明美さんが、「(セカンドキャリアは)余生じゃないよ、赤ちゃん」と仰っていた。オリンピアン西さんの引退後の人生はまだまだ始まったばかり。「スキーがものすごく上手な赤ちゃん」として、新天地でも活躍してほしい。現役生活、本当にお疲れ様でした。

 

西伸幸選手から学んだこと

セカンドキャリアは余生じゃない、赤ちゃん。