人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

一流になれなかった元アスリートのブログ。憧れの存在であるトップアスリートの「思考・行動パターン」を真似したくて日々奮闘中。

【桃田賢斗】違法賭博問題から2年、日本のエースがツイッターを再開!

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※ 写真は「ヨネックスのホームページ」より

バドミントンの桃田賢斗選手(NTT東日本)が、約2年ぶりにツイッターを再開!

「お久しぶりです。トマス杯ユーバー杯のためタイに来ました!2度目の優勝に向けてチーム一丸となって頑張ります!!応援よろしくお願いします^_^」という大会の告知を兼ねたシンプルな文章だったけど、現時点で5000を超える「いいね!」がついている。バドミントンファンは、日本のエースが戻ってくることをずっと待っていたのだ!

2016年に違法賭博問題が発覚し、田児賢一選手とともに臨んだ記者会見での沈んだ暗い表情がずっと頭に残っていたので、笑顔の写真付きの投稿はたまらなく嬉しい。失ったものは大きかったと思うけど、彼はまだ23歳。オセロをひっくり返すべく、東京五輪で活躍してほしい。

高校を卒業して、大学を経ずにいきなり実業団入りするアスリートは、競技の実力は突出していても、精神的にはまだまだ未熟な部分がある。桃田選手が違法カジノ店へに出入りしてしまったのも、チームの先輩である田児選手に誘われたからである。体育会特有の上下関係に流されてしまったり、社会のルールを知らないことで誤った行動をしてしまう若い選手には、周りの大人のフォローが絶対に必要なのだ。

5月17日、東京・台東区の80歳の女性から現金をだまし取ろうとしたとして、20歳の女が現行犯逮捕されたというニュースがあった。一見、よくあるような事件なのだが、この犯人の女性が陸上のエリートランナーだった島田美穂さんだと聞いて、自分は今、とてもショックを受けている。

世間的には無名な存在かもしれないのだけど、高校陸上界では「知らない人はいない」と言っていいほどのスター選手だった。山梨学院大学付属高校3年時には、国体の3000メートルを9分01秒87で走って優勝している。あの高橋尚子さんの高校時代の自己ベストは10分15秒だから、金メダリストよりも1分以上速かったのだ。

高校卒業後は実業団の豊田自動織機に進んだが、16年のクイーンズ駅伝で痛恨のタスキの受け取りミス。チームが失格になってしまい、その後、パッタリと消えてしまったので、どうしているのだろうかと密かにずっと気になっていた。久しぶりに名前を聞いたのが逮捕のニュースとは・・・。

彼女はまだ20歳。豊田自動織機を辞めたあとは、風俗で働き、今回、詐欺の受け子がバレて逮捕。短期間でのあまりの変わりように、こちらの思考が追いつかない。ユーチューブに高校時代の映像が残っているけど、本当に才能がある”超高校級”のランナーだったのに。

いわゆる「スポーツバカ」というのは、「そのスポーツのことしか知らない」という意味で使われることが多いけど、「そのスポーツのためにバカじゃないかと思えるほどの努力ができる」ということでもあると思う。

島田さんは陸上のことしか知らなかったかもしれないけど、陸上のためにバカじゃないかと思えるほど努力をしてきた人でもあったはず。悪い道に行きそうになったときに、周りにフォローしてくれる人がいなかったのが残念でならない。

桃田選手は所属のNTT東日本のケアやサポートもあって、4月のアジア選手権のシングルスで優勝するまでに復活。本日、5月20日に開幕した「国別対抗戦トマス杯」でも日本のエースとして活躍が期待されている。若くして躓いても、また立ち上がって、前を向いて戦うアスリートの生き様を、しかと見届けたい。

 

桃田賢斗選手から学んだこと

精神的に未熟な高卒選手には、周囲のサポートが必要不可欠。