人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

一流になれなかった元アスリートのブログ。憧れの存在であるトップアスリートの「思考・行動パターン」を真似したくて日々奮闘中。

【石川佳純、菊池彩花】準決勝で安堵の涙を流したアスリート

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※ 写真は「朝日新聞デジタル」より

先日の世界卓球女子団体準決勝で、急きょ結成された韓国と北朝鮮の合同チーム「コリア」を3-0で倒した日本。これぞまさに「スカッとジャパン」という結果だったが、勝利が決まった瞬間に、涙腺が崩壊していたのがエースの石川佳純選手である。

「うれしくて泣いているわけじゃない。動揺やプレッシャーもあった。いろんなハプニングをみんなで乗り越えることができて、ホッとした」

涙の意味は「安堵」。日本は世界卓球で、過去2大会連続銀メダル。決勝進出を決めて、嬉しくて泣くようなレベルの国ではない。直前によくわからない合同チームとの対戦が決まり、キム・ソンイ選手にはエッジボールを3回も食らって、それでも気持ちを切らさずに、キャプテンとして自分の役目をきちんと果たせたという安堵感。

これと同じような種類の涙を平昌五輪で流していたのが、スピードスケートの菊池彩花選手である。 

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※ 写真は「時事ドットコム」より

パシュートの準決勝を、無事に滑り終えた後に、菊池選手が流していた涙の意味も「安堵」だったと思う。先日、放送された『A-studio』で、「準決勝」の位置付けについて、本人が次のように話していた。

「(準決勝は)絶対に勝たなきゃいけないんですけど、決勝でもっといい滑りをしなきゃいけないっていう。だから2人(高木姉妹)にできるだけ足を溜めてもらって、だけどある程度のスピードでは滑らなきゃいけない」

決勝はこれで終わりだから全力を出し尽くせばいいけど、準決勝はまだ次があるので、ある程度は足を溜めておかないといけない。でもペースを落としすぎて負けたらシャレにならない。つまり、絶妙なペース配分が求められる上に、絶対にミスが許されないという”極限のプレッシャー”がかかったレースだったのだ。

その山場を無事に滑り終えて、自分のやるべきことはすべてやった、役目を果たしたという安堵感。石川選手の涙と似たようなニュアンスを感じる。

大会でアスリートが流す涙は、「勝ったときの嬉し涙」か「負けたときの悔し涙」のどちらかであることが多い。でも、「安堵の涙」というのもあるのだ。嬉しいわけでもなく、悲しいわけでもなく、ただただホッとした。まだまだ泣くようなところじゃないのに、張り詰めていた気持ちがふと緩んで、思わずこぼれ落ちた戦士の涙は、とても美しい!


石川佳純選手&菊池彩花さんから学んだこと

アスリートが流す3種類の涙=①嬉し涙、②悔し涙、③安堵の涙 。