人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

一流になれなかった元アスリートのブログ。憧れの存在であるトップアスリートの「思考・行動パターン」を真似したくて日々奮闘中。

【鈴木明子】お姉さん的存在で、「ボクらの時代」を上手く回したスケーター

f:id:skipp-beat:20180424213951j:plain

2018年4月22日(日)にフジテレビで放送された『ボクらの時代』は、自分的に神回だった!ゲストは鈴木明子さん、浅田真央さん、村上佳菜子さん。ソチ五輪フィギュアスケート女子シングルに出場した”3人娘”である。

全員の肩書きが「プロフィギュアスケーター」になっていたり、「今の子たちは~」などと話しているのを聞くと、時の流れを感じて一抹の寂しさがあるけれど、みんな現役時代よりも穏やかな表情をしていて、日曜日の朝から眼福!

30分じゃ全然聞き足りないくらい、女子会トークが盛り上がっていたのは、鈴木さんの力が大きかったように思う。3人の中では最年長で”お姉さん的な存在”ということもあり、自主的に司会の役目を引き受けて、上手く番組を回していた。しかも、

「小さい頃から、期待されてやってきたじゃない?街歩いてると”真央ちゃん”って声かけられるようになるじゃない?普通には歩けなくなっちゃうのがずっと続くじゃん?」
「プレッシャーが苦しかった時期はないの?期待されたり、メダルとか言われて」

などと、全国の真央ちゃんファンが聞きたいことを代弁してくれるのだ!空気を読むのが上手で、「自分に求められている役割」や「全体の中での立ち位置」をよく理解している。こういう人がいる回は、必然的に番組のクオリティも高くなる。

個人的に、今まで鈴木さんが書いた本を何冊か読んでいるので、「印象に残ったフレーズBEST 3」を挙げてみたいと思う。

<第3位>
「越えられない壁を感じてしまうのは、同じ道に行こうとするからであって、自分は違う道を行くのだと思えばいいだけのことです」(『「等身大」で生きる スケートで学んだチャンスのつかみ方』/鈴木明子

<第2位>
「泣く日があっても愚痴をこぼすときがあってもいい。でもまた元に戻れる強さを持ちたい」(『ひとつひとつ。少しずつ』/鈴木明子

<第1位>
「私は各駅停車。たくさん特急に抜かれたが、新幹線では見られない景色があった」(京都で行われた講演会での談話)

自分自身も各駅停車だと強く自覚している。田園都市線で言うと、渋谷からノンストップで中央林間に行きたいのに、次の池尻大橋にしか行けない。その次はようやく三軒茶屋へ。二子玉川で急行に乗り換えることも叶わず、ノロノロと一駅ずつ進むことしかできない。愚痴をこぼす日や、越えられない壁を感じる日も多い。だから、遅咲きだった鈴木さんが発した言葉には共感せずにはいられない。

村上「真央ちゃんのバンクーバーを見て、五輪に出たいと思った」
浅田「佳菜子がシニアに上がってきてから、女子がギュッとなった。結束力ができた」
鈴木「ソチは28歳で年齢的に無理だろうなという思いがあったけど、2人が頑張っていたから、私も一緒に行きたいと思えた。2人がいなかったら頑張れなかった」

ライバルだけど、戦友でもある。個人競技でそれぞれコーチも違うけど、大きなくくりではチームメイト。そんな3人の絆を感じて、「仲間って本当にいいものだなぁ」と思えた素晴らしい番組だった。解説者、ショーのプロデュース、タレント業。それぞれのセカンドキャリアに、どうか幸多からんことを!

 

鈴木明子さんから学んだこと

自分の立ち位置や、求められている役割を理解する。