人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

一流になれなかった元アスリートのブログ。憧れの存在であるトップアスリートの「思考・行動パターン」を真似したくて日々奮闘中。

【京田陽太】甲子園のヒーローからの、忘れられないグータッチ

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※ 写真は「Number Web」より

中日京田「松坂さんの大事な日ぶち壊してしまった」(4/5 日刊スポーツより)

<中日2-3巨人>◇5日◇ナゴヤドーム
 試合後の中日京田陽太内野手(23)は懸命に前を向いていた。松坂の復活登板をサポートできなかった。
 1-1の3回の守備。先頭の吉川尚の中前への飛球を深追いし、大島とお見合いするような形で二塁打にした。その後、好守で併殺も奪ったが、2死三塁から遊ゴロを一塁に悪送球し、この回2点目を与えた。打っても5打数無安打と貢献できなかった。「特別な雰囲気は感じていなかったが、松坂さんの久しぶりの(登板の)大事な日をぶち壊してしまった。松坂さんは試合中にグータッチしてくれて『気にするな、打って返してくれ』と言ってもらったのに、それにも応えることができず残念です」と肩を落とした。 


松坂大輔選手が日本では2006年9月26日のロッテ戦以来、4209日ぶりに先発することで注目を集めた一戦。自らのタイムリーエラーで決勝点を与えてしまった京田陽太選手は、試合後に「松坂さんが久しぶりに投げる大事な日をぶち壊してしまった」と肩を落としていたそうだ。

自分の目の前には、かつて横浜高校のエースとして春夏連覇を成し遂げた甲子園のヒーロー。「なんとか勝たせてあげたい」という思いが強すぎて空回りしてしまった。落ち込む気持ちは痛いほどよくわかる。

そして、このエラー直後の松坂選手から京田選手へのグータッチは実にいい光景だった。人間は、予定通りにいかないときの対応に本性が現れるもの。かつての阪神・下柳さんのようにグローブを叩きつけてもおかしくない場面で「気にするな」。なかなかできることではない。

松坂選手はエースナンバーを背負っていた高校2年生の夏、神奈川県大会準決勝・横浜商業戦で、自らの暴投でサヨナラ負けを喫している。「3年生を甲子園に連れて行ってあげたい」という思いが強すぎて空回り。過去に辛い経験をした人は、今、辛い経験をしている人の気持ちがすごくよくわかるのだ。

昨年、新人王を獲得した京田選手は、数年後には「ミスタードラゴンズ」と呼ばれるに値する選手になると思う。年俸も35億・・・にはいかないかもしれないが、3.5億に到達する可能性は十分にある。

大阪桐蔭高校の中川卓也主将は、昨夏の甲子園でベースを踏み外す痛恨のミスをしたが、3年生から「お前のせいじゃない」と励まされ、奮起してセンバツ優勝を果たした。まだ始まったばかりの2018年シーズン、京田選手のここからの巻き返しに期待したい。

 

京田陽太選手から学んだこと

過去に辛い経験をした人は、今、辛い経験をしている人の気持ちがわかる。