人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

一流になれなかった元アスリートのブログ。憧れの存在であるトップアスリートの「思考・行動パターン」を真似したくて日々奮闘中。

【平野美宇、本田真凜】若手の有望株が、五輪に向けて本気の決断

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※ 写真は「スポーツブル」より

美宇、1年前倒しプロ転向 東京見据え決断「強くならないと」(3/31 スポーツニッポンより)

 卓球女子の平野美宇(17)が30日、都内で会見し、4月からプロ選手として活動することを表明した。在籍していたエリートアカデミーは来春修了予定だったが、20年東京五輪を見据えて1年前倒し。「人間としても選手としても強くならないといけない」と気合を入れた。
 アカデミーでは午後11時就寝など決まり事も多かったが、4月からは練習に割く時間を自分でコントロールできる。味の素ナショナルトレセンの寮を退寮して父・光正さん(49)と新生活を始めるが今後も練習拠点は同トレセン。所属は日本生命となり陸上男子100メートル日本記録保持者、桐生祥秀と同じだ。「私も新記録をつくれるように頑張りたい」。日本初の五輪金メダルを狙い、新たな挑戦が始まった。  


4月に入り、いよいよ新年度がスタート!アスリートたちも入学式や入社式に参加して、新たな門出を迎えている。

そんな中、卓球の平野美宇選手がJOCエリートアカデミーを卒業して、プロ卓球選手として活動していくことを決断した。エリートアカデミーは、競技生活を送る上ではとても恵まれた環境に思えるけど、独自の学習プログラムがあったり、就寝時間が決まっていたりして、練習時間に制約があったらしい。

人に決められた時間で動くのって、結構ストレスだと思うのである。例えば、会社でも「◯時から会議」と決まっていると、それに合わせて一日の予定を組まないといけないし、ヤマト運輸から「19~21時」に荷物が届くと決まっていると、絶対にそれまでに家に帰らないといけない。

エリートアカデミーに在籍していては、自分のやりたい練習をやりたい時間にできない。だから今後は自分に裁量権がある環境に身を置きたい。東京五輪を2年後に控えたトップアスリートなら、こう考えるのは至極当然のことだと思う。「チャレンジしてみようと思った。全部自分の責任になるので、その方が自分を追い込める」。  

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※ 写真は「朝日新聞デジタル」より

真凜進化へ!決意の米国行き「新しくスタートできたら」(4/1 デイリースポーツより)

 フィギュアスケートで16年世界ジュニア女王の本田真凜(16)が3月31日、大阪府門真市内で行われたアイスショー「スターズ・オン・アイス」に出演。4月から米国に練習拠点を移すことを明かし、「環境を変えて新しくスタートできたら」とラファエル・アルトゥニアン・コーチに師事することを説明した。
 3月に短期で練習参加しており「練習は厳しい」と本田。同コーチはかつて浅田真央さんを指導し、現在は世界選手権男子を初制覇したネーサン・チェン(米国)を指導する。「すごい選手と練習できるので、吸収するものがたくさんある。女子の進化についていけるように頑張りたい」。平昌五輪を逃して涙を流した本田が、次への新たな一歩を踏み出した。


そしてもう一人、自ら環境を変える決断をしたアスリートが。フィギュアスケート本田真凜選手。子供の頃から浜田美栄コーチに師事してきたが、4月からアメリカに練習拠点を移す決断をした。

人気子役・本田望結ちゃんの姉で、オスカープロモーションに所属していることから複数のスポンサーがつき、日本にいれば芸能活動にも時間を割かなければならない。高校も通っていた関大高から青森山田へ転校したようなので、北京五輪まではフィギュア一筋でやるということだろう。16歳で親元を離れて海外へ。ただただ応援したいという気持ち以外、思い浮かばない。

選ぶ、ということは、同時に何かを捨てることです。
何かを得ようと思ったら、他の何かを犠牲にしないといけない。
人生の質を高めるのは、選択と集中です。
(『人生の勝算』/前田裕二)


人生の中で、トップアスリートでいられる時間はそんなに長くない。引退すれば、そのあとはいくらでも遊べるのだ。腰を据えて勉強もできる。だからあと何年間かだけ、競技一本でいく。人生の質を高めるのは、選択と集中二人とも極めて正しい決断をしたように思える。

東京五輪に出場できる女子卓球選手は3人(シングルス2人、ダブルス要員1人)。エースの石川佳純選手に加えて、ダブルスの”みまひな”こと伊藤美誠選手と早田ひな選手もいる。平野選手はこのままいけば”有力”ではあるけれど、”確定”とは言い難い状況だ。4番手で落選したリオ五輪にはリザーブとして帯同し、団体銅メダルの瞬間を目の当たりにした。絶対に同じ轍は踏みたくないと思っているだろう。

若くして五輪に出て、メダルを獲るのももちろん素晴らしいことだけど、若くして五輪に出られない挫折を味わって、そこから這い上がって強くなっていく選手の方が、個人的にはシンパシーを感じる。平野選手の勝負の2年間、本田選手のこれからの4年間、しっかり追い続けていきたいと思う。

 

平野美宇選手&本田真凜選手から学んだこと

人生の質を高めるのは「選択と集中」である。