【鈴木亜由子】同僚の初マラソンを、沿道からメガホン&大声で応援!

f:id:skipp-beat:20180318101938j:plain

※ 写真は「日本郵政陸上部のホームページ」より

初マラソン関根花観、日本勢最高3位 名古屋ウィメンズ(3/11 朝日新聞デジタルより)

 名古屋ウィメンズマラソン2018は11日、2020年東京五輪の代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)への出場権をかけ、名古屋市ナゴヤドームを発着点にする42・195キロで行われた。16年リオデジャネイロ五輪1万メートル代表の関根花観(はなみ、日本郵政グループ)が、初マラソン日本歴代4位となる2時間23分7秒で日本選手トップの3位に入り、MGCへの切符を手にした。
 レースは25キロ過ぎで7人の先頭集団の中からバラリー・ジェメリ(ケニア)が急激にペースアップ。追ったアセファが40キロ手前でトップに立ち、関根も離されながらも粘り強く走った。


2018年3月11日に行われた『名古屋ウィメンズマラソン』。関根花観選手(日本郵政グループ)が初マラソンながら2時間23分7秒という好タイムで3位に入り、MGCの出場権を獲得した。

レース前は「ハーフマラソンすら走っていない」ことを不安視する声もあったが、

  1.  練習では50キロを走ったこともある
  2.  直前3ヶ月で40キロ走を6回、30キロ走を8回こなした
  3.  オフの日には、寮から実家までの往復40キロを走って家族に会いに行っていた
  4.  午前6時から着付けだった成人式の日は、3時に起きて1時間半走った
  5.  冬の徳之島合宿では、休養日に午前4時に起きて、暗闇の中、1周約31キロのコースを走って、監督やチームメイトをびっくりさせた

というように、日頃から距離をたくさん走っており、42.195キロをイーブンペースで走破した。根っからのマラソン志望で、走ることが大好き。まさに「好きこそものの上手なれ」を体現しているランナーなのだ。

この日は、日本郵政陸上部のチームメイトが沿道に駆けつけていた。名古屋ウィメンズのコースは、地下鉄の駅に沿って作られている。折り返しも何度かあるし、丸の内や今池は3回通るので、他の大会に比べても追いかけやすいと思うのだが、これはあくまでも”市民ランナー”を応援するときの話。

今回、関根選手の1キロのラップタイムは3分20秒台。相当なスピードで、交通規制があったにも関わらず、郵政軍団は先回りして4~5ヶ所に出没していた。「電車+ダッシュ」で移動したのだろうけど、レースに出場した人も応援の人も、見事な健脚である!

f:id:skipp-beat:20180317233628j:plain

これは、40.9キロ地点で応援する鈴木亜由子選手。この瞬間に、実況アナが「鈴木亜由子が今、手を振りました」と言っていたのでたぶんそうではないかと思われる。メガホンを片手に、「花観ファイトー!花ちゃんファイトー!頑張れー!花観ファイトー!」と声を張り上げて応援する姿がバッチリ映っていた。

鈴木選手といえば、押しも押されもせぬ”陸上女子長距離界”のスーパースターである。駅伝でもトラックでも、いつもは大勢の観客から「声援を送られる側」「スポットライトを浴びる側」にいる人だから、意外な一面が見られて嬉しい。まさかこんなに気合いの入った応援をするなんて!

40キロ以降の郵政軍団は、みんなで固まらないで、一人ずつ間隔をあけて数十メートル毎に立っていた。これだと常に誰かから声をかけてもらえる。一番苦しい場面で、どれほど関根選手の力になったか。ジャニーズのコンサートのような「花観」「はなみ」と書かれた手作りのうちわといい、日本郵政は本当に温かくていいチームだ。

さて、このレースの結果を受けて、鈴木選手はどの種目で東京五輪を狙うのだろうか。後輩の活躍を、手放しで「すごい」と思っているだけのアスリートではないはず。もしマラソン転向なら、本人たちには過酷だけど、ファンの視点で言えば実に興味深い争いになる。”才女”の決断はいかにー。

 

鈴木亜由子選手から学んだこと

スーパースターの素顔を垣間見れると嬉しい。