【平昌五輪番外編】心に残った選手、コーチ、解説者たち

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2018年2月9日~25日に開催された平昌五輪。アスリートたちの名言をまとめた一つ前の記事 ⇑ に入り切らなかった、「心に残った選手・コーチ・解説者」を一挙にご紹介!

【ベストお茶目賞】ヨリン・テルモルス選手(オランダ、スピードスケート女子1000メートル金メダル)

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※ 写真は「Number Web」より

平昌五輪の写真の中で、個人的にこれが一番好きかもしれない。カメラマンから「日本人のツーショット写真がほしいからどいて」と言われる → 唇をとがらせて拗ねる → いったん遠ざかる → 背後にひょっこり現れる → ピースサインをして乱入。この一連の行動があまりにもお茶目で可愛くて、大ファンになってしまった。このあとショートトラックにも出場して、女子3000メートルリレーで銅メダルを獲得。冬季五輪同一大会女子初の「二刀流メダリスト」に!

【最も涙が美しかったで賞】菊池彩花 選手(女子スピードスケート団体追い抜き金メダル)

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※ 写真は「朝日新聞デジタル」より

パシュートの準決勝後に流していた涙は、見る者の心に染みるものがあった。決勝には出ないことが決まっていて、自身の今大会最後のレース。ミスが許されない極限のプレッシャーの中で、自分のやるべきことはやった、無事に役目を果たしたという安堵感。「他のみんなが足を使わず決勝に温存できるように、自分が壁となって滑りたいと思っていた」というコメントがまた泣ける。全力を尽くして頑張った人の涙は、とても美しい。

【解説者の名言:その1】「金メダルは嬉しい、銀は悔しい、そして銅はホッとする」( スピードスケート解説者、清水宏保さん)

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※ 写真は「朝日新聞デジタル」より

長野五輪スピードスケート男子500メートルで金、1000メートルで銅、ソルトレーク五輪500メートルで銀。3色コンプリートの経験者ならではの説得力のある言葉。今回、高木美帆選手もこういう気分だったのだろうか。スケートの動きや技術を素人にもわかりやすく解説してくれるし、予想も的中しまくり。女子パシュート準々決勝の「待って待って」の声が聞こえたのもすごい!
 

【解説者の名言:その2】「伊藤有希は本当はメダルを狙える選手なんです」(スキージャンプ解説者、原田雅彦さん)

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※ 写真は「Getty Images」より

2本とも追い風、という不利な条件下でのジャンプを強いられた伊藤有希選手に対して、涙声でコメント。ソチ五輪高梨沙羅選手の飛距離が伸びなかったときも、「本人はきっと言い訳しないだろうから、僕が代わりに言い訳させてもらう」と、追い風の影響があったことを代弁していた。よく「話し方には人柄が出る」と言うけれど、原田さんの解説は”選手への愛”が感じられるので、個人的に大好きだ。

【解説者の名言:その3】「元選手の立場から発言させてもらえば、今回の競技スケジュールは到底受け入れられるものではないですね」(フィギュアスケート解説者、町田樹さん)

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※ 写真は「まとめダネ!」より

アメリカのプライムタイムに合わせて、早朝から競技を行うことになった今回のスケジュールについて、ここまで堂々と批判できる人はなかなかいない。団体戦で宮原選手が回転不足をとられたジャンプに対しても、「他の選手と比べて何も遜色がない」と断言。まさに”痛快”という言葉がピッタリの解説で、もっともっと聞いていたかった。町田さんを起用したテレビ東京は「目の付け所がシャープ」だなぁと思う。
 

【コーチの名言】「同じ人間がしていることなのに、なぜできないと思うのか。俺だったらできると思う」(スピードスケートナショナルチーム(NT)コーチ、ヨハン・デビットさん)

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※ 写真は「Yahoo! ニュース」より

高木美帆選手が「(オランダの選手に)勝てるわけがない」と弱音を吐いたときに、アドバイスした言葉。私たちの日常生活にも応用できる、とても素敵な考え方だと思う。スピードスケートはソチではメダルゼロだったのに、平昌では金3、銀2、銅1と大躍進。”その時”にどんな指導者と出会うか、どんな言葉を聞くかによって、アスリートの人生は大きく変わってしまうと改めて実感。


平昌五輪でアスリート・コーチ・解説者が残してくれた数々の名言を、ただ聞いて感動するだけじゃなくて、これから自分の血肉にしていきたいと思います。独断と偏見のランキング・番外編にお付き合いいただいて、ありがとうございました!