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一流になれなかった元アスリートのブログ。憧れの存在であるトップアスリートの「思考・行動パターン」を真似したくて日々奮闘中。

【伊藤みき】最後までさじを投げなかった、女子モーグルの第一人者

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(※ 写真は「時事ドットコム」より)

伊藤みき、涙で「幸せだった」 4大会連続五輪ならず(1/21 朝日新聞デジタルより)

◇20日、フリースタイルスキーモーグル女子W杯第7戦
 「こういう試合に挑戦できたことは、すごくうれしく思います」と言いながら、伊藤みきはあふれる涙を何度も拭った。12位以内に入れば、五輪代表入りが確実となる大一番だった。だが、結果は22位。2006年トリノから3大会連続で五輪の舞台を踏んできたが、4大会目の平昌にはあと一歩届かなかった。
 14年のソチ五輪直後に右ひざを手術し、「何回も、もういいかなって思う時はあった」と振り返る。それでも、歯を食いしばった4年間を振り返り、「さじを投げずに地道に取り組めたことは、今後の人生にとって良かった。幸せだった」と胸を張った。


女子モーグルの第一人者・伊藤みき選手(北野建設)が平昌五輪出場ならず。4年前のソチ大会は、本番20分前の直前練習で右膝を痛めて、無念の棄権。「五輪の借りは五輪で返してほしい」と思っていたので、本当に残念でならない。

コブの上を滑って、エアを高く飛ばなければならないモーグラーにとって、膝のケガは致命的と言える。手術をしても、かつての滑りを取り戻すのは至難の業だ。それでも伊藤選手は、平昌五輪を目指すことを最後まで諦めなかった。「さじを投げずに地道に取り組めたことは、今後の人生にとって良かった。幸せだった」。このコメントがすごくいいなぁと思って、このコメントを紹介したくて、今これを書いている。

スポーツの世界では、勝者が称えられるのは当然。でも、私たちは敗者からも学ぶことがたくさんある。落選後、伊藤選手は自身のツイッターに「平昌五輪は日本チームを全力応援します!!!」と綴っていた。五輪のメダルという”記録”は残せなくても、こういう毅然とした立ち居振る舞いはいつまでも”記憶”に残るものだ。

現在30歳。年齢的にはまだできるような気がするけど、膝の状態はどうなんだろう。これから先、現役を続けるにせよ、裏方に回るにせよ、故障に苦しみながら競技を続けてきた彼女だからこそ、後輩に伝えられることがたくさんあると思う。

最後に・・・トリノ大会から3大会連続で出場してきた伊藤選手が、4度目の五輪出場を逃したことで、当たり前のように5大会連続でオリンピックに出て、すべての大会で入賞を果たした上村愛子さんの偉大さを改めて実感した。村上春樹さんの『職業としての小説家』には次のような文章が。「時間によって証明されること、時間によってしか証明されないことは、この世界にはたくさんある」


伊藤みき選手から学んだこと

自分の人生にさじを投げない 。