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【山中伸弥】市民ランナーの最高峰、「別府大分毎日マラソン」にエントリー

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(※ 写真は「朝日新聞デジタル」より)

<別大マラソン>山中伸弥教授が初エントリー 来年2月(11/8 毎日新聞より)

 来年2月4日に行われる第67回別府大分毎日マラソン大会毎日新聞社など主催)の「カテゴリー4」(一般・持ちタイム3時間~3時間半)の出場者が8日発表され、ノーベル医学生理学賞を受賞した京大iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授(55)が初めてエントリーした。参加資格タイムの厳しさから市民ランナーの「最高峰」とされるレースだが、山中教授は「憧れの大会に出るチャンスを頂いた。ゴールできるように頑張りたい」と完走を目標に掲げる。
 大学ではラグビー部だった山中教授は20代に3度、マラソンに出場。その後は走ることから遠ざかっていたが、2011年に大阪マラソンが誕生したのを機に「40代最後の記念に」と再開し、各地のレースに参加してきた。自己記録が4時間を切ると目標を別府大分出場に置き、今年2月の京都マラソンで自己ベストの3時間27分45秒を出し、参加条件を満たした。


自分は市民ランナーなのだけど、『別府大分毎日マラソン』(以下、別大)は憧れの舞台である。この大会は、持ちタイムが3時間半を切っていないと出場資格が得られない。現在の自己ベストは3時間41分。あと11分が縮められず、今のところ別大は毎年テレビ観戦となっている。

東京・大阪・名古屋などの都市型マラソンは、雰囲気がとても華やかで「お祭り感」があるのだが、別大は厳かな「競技会」というかんじ。英語で言うと、「festival」ではなく「competition」。これがたまらなくいいのだ。完走メダルなんてない。もらえるのはタオルだけ。別大のフィニッシャータオルは本当に価値がある。

そんな市民ランナーにとって”最高峰”の大会に、京大iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授がエントリーしたとのこと!今年2月の「京都マラソン」を3時間27分45秒で完走し、参加資格を得た。レース当日は海外出張から帰国した翌日だったそうで、時差ボケや疲労がある中で、サブ3.5を達成したなんて凄すぎる!

個人的に、何度か山中先生と同じレースに出たことがあるのだが、走っているときは”修行僧”のようなかんじで、とにかく淡々とピッチを刻んでいる。ランニングコーチの金哲彦さんが、著書『ランニングとビジネス 成功する人、しない人』の中で、「コツコツと、一定のリズムで積み重ねる人は、やはりどんな分野においても強い」と言っていたけれど、本当にその通りだと思う。

でも完全に自分の世界に入り込んで、周囲をシャットアウトしているわけではない。沿道から「山中先生、頑張って!」と言われると、律儀に手を上げて応えているし、レース中に並走する機会があり、勇気を出して「ノーベル賞おめでとうございます!これからも研究頑張ってください!」と話しかけたら、「ありがとう。今日は頑張ろう!」と優しい言葉をかけていただいたこともある。

山中先生は、研究資金を募るために”チャリティーランナー”として大会に出ることが多いのだが、来年の別大では募金は行わず、「一ランナーとして挑戦したい」。同じ2月には勤務先のすぐ近くを走る「京都マラソン」もあるのに、あえて別大を選んだというのは、参加資格があるうちにチャレンジしたいということなのだろう。

民主党政権時代には、iPS細胞が事業仕分けの対象となって研究費を減らされかけたり、研修医時代には手術が下手で、「おまえは山中ではなく”じゃまなか”だ」と同僚から邪魔者扱いされたり、苦労や挫折を経験してきた人だからこそ、よりいっそう応援したい気持ちが強くなる。別大では途中の厳しい関門を突破して、完走目指して頑張ってほしい。

 

山中伸弥教授から学んだこと

どんな分野でも、コツコツと一定のリズムで積み重ねる人は強い。