人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

一流になれなかった元アスリートのブログ。憧れの存在であるトップアスリートの「思考・行動パターン」を真似したくて日々奮闘中。

【山口衛里】Qちゃんの金メダルをアシストした、心優しきマラソンランナー

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(※ 写真は「時事ドットコム」より)

2017年10月28日(土)で、東京五輪パラリンピックまであと1000日。そこで先日、過去のオリンピックの名場面を振り返るべく、NHKのシドニー五輪女子マラソンのドキュメント『高橋尚子 私の42.195キロ』の再放送があった。

レースのVTRはもう何度も見ているし、結果も分かっているのに、久しぶりに映像で目にすると、感動で涙が止まらない。このときのQちゃんって、本当に凄かったんだなぁと改めて実感!

今回の再放送を見て、個人的に一番印象に残ったのは、18キロ地点の給水のエピソードである。高橋さんは水を取り損なってしまったのだが、それを見た同じ日本代表の山口衛里さんが、すぐに自分のボトルを手渡したのだ。(その後、このボトルは同じく取り損ねた市橋有里さんの元に回された)。

この行動に関して、山口さんはレース後に周囲の人から「優しすぎる」と言われたそうだ。でも、「考えるな、感じろ!」「Don’t Think. Feel!」というブルース・リーの名言があるように、おそらく後々のことを考える前に、直感でボトルを渡したのだろう。

このように、計算ずくではない咄嗟の行動には、その人の「本当の人柄」が出るものだ。山口さんは”美人ランナー”だけど、きっと心もすごくキレイで、優しい人なんだと思う。

ラソン個人競技だし、全くの同タイムでゴールすることがないかぎり、金メダルを獲れるのは一人だけ。でも山口さんは、たとえライバルを手助けすることになったとしても、「日本代表の3人を盛り上げていきたかった」。結果的に、高橋さんは水をもらった嬉しさでスパートし、この直後から先頭に立った。

このレースで山口さんは、5キロ地点で他の選手と接触して転倒。一時期は20位近くまで後退しながら、諦めずに必死に追い上げて7位入賞を果たした。Qちゃんの金メダルと比べると霞んでしまうけど、これはこれで本当に立派な結果だと思う。

市民ランナーの自分は、「高橋尚子野口みずき有森裕子」の五輪メダリスト3人衆とはハイタッチをしたことがある。今度は山口さんがゲストランナーの大会にも出てみたい。

 

山口衛里さんから学んだこと

とっさの行動には、その人の人柄や人間性が出るもの。