人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【渡辺和也】30歳のオールドルーキー、夢の箱根駅伝出場に一歩前進!

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“オールドルーキー”東京国際大・渡辺 箱根への道つないだ「スタミナつけて貢献を」(10/14 スポーツニッポンより)

 オールドルーキーの箱根駅伝への道がつながった。14日の箱根駅伝予選会で、東京国際大は10時間10分34秒の10位となり、ギリギリで2年ぶり2度目となる本戦の出場権を獲得した。実業団の四国電力時代の11年に世界選手権5000メートルの出場経験を持ち、日清食品グループを退社して今春入学した渡辺和也(30)はチームで9番目のタイム。「みんなの若さを感じて、みんな速いなと思った。15キロ以降ペースが落ちてしまった」と振り返り、「みんなに助けてもらった」と安堵の表情を浮かべた。
 指導者になるという目標を持ち、人間社会学部で教育心理学などを学ぶ。春先は体重がベストよりも7キロも重い62キロで、負担がかかり右ヒザを故障。夏合宿前はAチームにも入っていなかったが、予選に向けて調子を上げてメンバーに入った。本番に向けては、「おじさんも負けられない。スタミナをつけてチームに貢献できるようにしたい」と気合を入れていた。


2017年10月14日に行われた『箱根駅伝予選会』で、30歳の渡辺和也選手(1年)が在籍している東京国際大が10位に入り、本大会出場を決めた。箱根駅伝は出場回数の制限(=4回まで)はあるが、年齢制限はない。この日のタイムはチームで9番目。このままいけばメンバーに入れるかもしれない!

渡辺選手は、駅伝の名門・報徳学園を卒業後、実業団の山陽特殊製鋼四国電力日清食品グループで活躍。2011年の韓国・大邱世界陸上5000メートルにも出場した一流のランナーである。そんな選手が大学生になった理由とはー。

8月2日に発売された『大学駅伝2017夏号』に、彼のインタビューが載っていた。特集のタイトルは「三十路の1年生、変わらぬ夢を追い求めて」。それによると、「高校卒業後に、強くなるためにと判断して実業団に進んだが、当時から指導者になりたいという思いを持っていた。日本で指導者になるんだったら、箱根駅伝を経験するのはプラスになると思って、進学を考えるようになった」らしい。

日清食品のOB・松村拓希さんが東京国際大でコーチを務めていることもあって、同大の夏合宿に参加。昨年11月に社会人入試に合格し、この春から大学生としてのスタートを切った。「周りがみんなライバルの実業団と違って、大学は仲間と励まし合いながら走れるのがいい」。他の学生と同じように寮に入って、掃除などもしているとのこと。この写真を見ても、1回りほど年下の選手たちに溶け込んでいるのがよくわかる(見た目も若い!)。

今年、引退を表明した北京五輪代表の竹澤健介さんは、報徳学園の1つ上の先輩にあたる。30代になり、競技を退く同世代も増えてきた。でも、渡辺選手は引退した選手を気にするのではなく、まだまだやっている選手を励みにしているそうだ。

「ハタチになろうが30になろうが、何かを始めるのに遅すぎるということは絶対にないんだ」

これは、野球漫画『ROOKIES(ルーキーズ)』の主人公・川藤幸一の名言である。今年は東大野球部の伊藤一志選手が、40歳にして憧れの神宮デビューを果たしたというニュースもあった。夢を追いかけるのに年齢は関係ない。来年の1月2日か3日に、30歳のオールドルーキーが箱根路を走る姿が見たい!


渡辺和也選手から学んだこと

何かを始めるのに「遅すぎる」ということは絶対にない。