人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【尾崎将司、オクサナ・チュソビチナ】トップカデゴリーで戦い続けるベテラン選手たち

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70歳・尾崎将司が2度目エージシュート達成「後半は全盛期を彷彿とさせるね」(10/6 スポーツニッポンより)

 男子ゴルフの「ツアーワールド・カップ」(愛知・京和CC)は6日、第2ラウンドを行い、尾崎将司(70)が70でホールアウトして年齢以下のストロークで回るエージシュートを達成した。
 ジャンボはこの日、3バーディー、2ボギー。「きょうはティーがよかった。ここ4、5年で一番。後半の内容は全盛期を彷彿(ほうふつ)とさせるね」と自身2度目の快挙を笑顔で振り返った。
  エージシュートシニアツアーなどでは過去に何度かあるが、男子レギュラーツアーでは今回の偉業を含めてジャンボが達成した2度がすべてだ。66歳でプレーした2013年の「つるやオープン」の第1ラウンドで62をマーク。エージシュート第1号に輝いている。それ以来、誰も踏み入れることのなかった領域に、再び入ったのもジャンボということになった。(※写真は「みんなのゴルフダイジェストより)


男子ゴルフの『ツアーワールド・カップ』で、尾崎将司選手が自身2度目のエージシュートを達成!70歳という年齢で、レギュラーツアーを70で回る。さすがは”ゴルフ界のレジェンド”である。

今となっては知らない人も多いかもしれないが、ジャンボ尾崎さんは元プロ野球選手。海南高校時代には、春のセンバツ甲子園で優勝投手になっている。若くして栄光をつかんだ選手が、シニアツアーからの誘いを断り、レギュラーツアーで戦うことにこだわる姿。個人的には全然嫌いじゃない!

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42歳チュソビチナ、安定した跳躍を2本そろえ満足感「とても良かった」/体操(10/8 サンケイスポーツより)

 体操・世界選手権第6日(7日、カナダ・モントリオール)女子跳馬決勝で42歳のオクサナ・チュソビチナ(ウズベキスタン)は年齢が半分以下の宮川らと競って5位に入った。難度を抑え、安定した跳躍を2本そろえ「とても良かった」と満足感を示した。
 大会期間中に国際体操連盟(FIG)アスリート委員会の体操女子代表に選出され、存在感は健在だ。超ベテランは今後も国際大会に出場する意向を示した。


先日行われた『体操世界選手権』で、白井健三選手と村上茉愛選手(ともに日体大)が種目別・床運動でアベック優勝を果たした。

2人は同級生で、今年21歳なのだが、年齢的にちょうど2倍となる42歳のオクサナ・チュソビチナ選手(ウズベキスタン)がこの大会になんと「選手」として出場していたのだ!

リオ五輪の日本代表選手では20歳の寺本明日香選手(中京大学)が最年長だったように、女子体操は極めて選手寿命が短い競技である。そんな中、子供と同じぐらいの年齢の選手と戦って、種目別の跳馬で5位入賞。「素晴らしい」以外の言葉が出てこない。

チュソビチナ選手は、これまでに7度五輪に出場し、1992年のバルセロナ五輪団体で金メダルを獲得している。”世界一”の称号を手にしてから25年たった今も現役を続け、実力は世界のトップレベルをキープ。内村航平選手とまた違った意味で、”体操界のレジェンド”と言っていいだろう。

尾崎選手もチュソビチナ選手も、カテゴリーを下げれば(シニアに転向すれば)、きっと無双状態だと思うのである。もしジャンボさんが50歳でシニアに転向していたら、この20年間でかなりの大金を稼いでいたはず。でも、「シニアは格落ち。現役をリタイアした選手が逃げ込むもの」というポリシーを貫いて、「永久シードの乱用」などと揶揄されても、レギュラーツアーに固執する。チュソビチナ選手に至っては、45歳で迎える東京五輪に「出たい」と言っているそうだ。

まだまだ若い選手には負けたくないー。ツアー通算112勝、五輪・世界選手権合わせて13個のメダルを獲得しているアスリートとしての「プライド」や「こだわり」。これからも応援したいと思う。2人とも、引き際を自分で決められるだけの十分な実績を残してきた。私たち外野がとやかく言うのは控えた方がいいだろう。


尾崎将司選手&オクサナ・チュソビチナ選手から学んだこと

カテゴリーを下げずに競技に向き合う姿は、多くの人に刺激を与えている。