人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【サルマン皇太子】W杯予選の入場券を買い占めて、自国サポーターに無料提供!

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(※ 写真は「サッカーダイジェストWeb」より、お借りしました)

サウジ、6万席買い占め!日本襲う強烈オイルマネー W杯最終予選(9/5 夕刊フジより)

 サッカーW杯アジア最終予選、日本-サウジアラビア(5日、ジッダ)で、サウジアラビア協会は、会場のスタンドを無料開放する。国内No.2の実力者、サルマン皇太子が入場券を買い占めて自国サポーターに提供する。収容約6万2000人で、買い占められたのは、緩衝地帯と日本サポーター用に確保された席を除く約6万席。チケット総額計239万3000サウジアラビアリヤル(約7033万円)という。


9月5日に行われたW杯アジア最終予選で、サウジアラビアムハンマド・ビン・サルマーン皇太子(※スポーツ紙表記では「サルマン皇太子」)がチケット約6万枚を買い占めて、サポーターに無料開放!まるでマンガのような、現実の話である。

サウジアラビアにとって、日本戦はW杯出場がかかった大一番。「勝つしかない」という状況だったので、なりふり構っていられなかったのだろう。審判を買収したなら大問題だけど、買ったのはチケット。しかも、「緩衝地帯と日本サポーター用に確保された席を除く」だから別に違反行為というわけでもない。

チケット総額は、計239万3000サウジアラビアリヤル(約7033万円)。Poor Japanese の自分にとっては”大金”だけど、総資産が何百億あると言われている上流階級の人にとってみれば、”はした金”のようなものかもしれない。オイルマネー恐るべしだが、私利私欲に散財するのではなく、国のことを思っての「粋なはからい」が素晴らしい!

試合当日、スタジアムに詰めかけた観衆は、超満員の62165人。会場周辺は入れない人でごった返し、道路は大渋滞となった。しかも、サウジアラビアではスポーツ施設に女性は立入禁止になっているので、なんと観客はすべて男性!中には、座席を取り合って殴り合うファンもいたそうだ。

そんな大勢のサウジサポーターの”野太い声援”が後押しになって、結果は1-0で勝利。W杯に出られることになった選手も嬉しいし、生で試合を見られたファンも嬉しい。そして、若者の間で皇太子の株も上がった(だろう)。まさに、「三方よし」「Win-Win-Win」である。こういうのを「生きたお金の使い方」というのだ!

土井英司さんの著書『お金持ち入門』の中に、「あなたがどんなに賢くなって、お金を生み出せるようになっても、あなたの脳みそには税金はかけられないのです。だから、ユダヤ人は自分の知恵に投資します。そして次に、人脈に投資するのです」というフレーズがあったけど、今回のサルマン皇太子の一連の行為は、「人脈に投資する」(=自分の支持者を増やす)という側面もあったに違いない。

すでに本大会出場を決めている日本にとっては、モチベーション的に厳しいものがあっただろう。でも、もしW杯本番でロシアと同じ組になったら、似たようなシチュエーションで試合をすることになるかもしれない。そういう意味では、今回の「完全アウェイ」はとてもいい経験になったと思う。サルマン皇太子に感謝!

 

サルマン皇太子から学んだこと

真のお金持ちは、人脈に投資する。