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【伊調馨】五輪4連覇の「絶対女王」が、女子レスリングの指導をするためにインドへ!

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(※ 写真は「日本レスリング協会」のホームページより)

伊調馨、イラン特別コーチの招待受ける 9月に約10日間指導(8/10 スポーツニッポンより)

 昨夏のリオ五輪レスリング女子で五輪4連覇を達成し、現在休養中の伊調馨(33=ALSOK)が、宗教的戒律のために女性の肌や髪の毛の露出を禁じるイランで全面的な競技解禁を目指す同国協会に特別コーチとして招待を受けていることが9日、分かった。9月に約10日間の予定でレスリングを国技とするイランを訪れ、女子選手を指導するという。
 イランでは現在、約100人の選手が取り組んでおり、五輪参加を目指している。


レスリング女子で五輪4連覇を達成した伊調馨選手(ALSOK)が、9月5日にイランに向けて出発した。といっても、BANG! BANG! バカンスではない。「女子レスリングの指導」をしに行くのである。

イランはレスリングが”国技”になっていて、トップ選手は”英雄”のような扱いを受けているらしいのだが、これまでは宗教的な規律のために、女性はレスリングをすることができなかった。

解禁を目指す動きが高まる中、「組み合う競技で男性は女性を指導できない」ということで、現在休養中の伊調選手に白羽の矢が立ったのだ!”無敵の世界女王”にオファーを出すとは、イランレスリング協会も「目の付け所がシャープ」だなぁと思う。

現地では、初心者レベルの女性約60人を指導する予定とのこと。「出会いは偶然、別れは必然」という言葉があるけれど、たまたま最初にレスリングを教えてもらった指導者が伊調選手だなんて、イランの女子レスラー(の卵)たちはこの上なく幸せ者である。

昨年、国民栄誉賞を受賞した際に、「今までマスコミ対応が苦手で、これまでひたすらレスリングに打ち込ませていただいた。でも、その代わりレスリングの普及には尽力できていなかったと反省している。まだマイナーのレスリングをメジャーにするために(自分も)変わっていきたい」と話していたように、最近はメディアにも積極的に登場するようになってきた。これまでベールに包まれていた”求道者”の素顔を、垣間見れる機会が増えたのは本当に嬉しい。

2017年5月5日放送のTBS『A-Studio』では、意外な一面が明らかになった。伊調選手は寮生活だった高校時代、人付き合いがとても苦手で、練習が終わってごはんを食べたら、その後は一人で部屋に引きこもって、ずっと布団にくるまっていたらしい。「五輪4連覇」と聞くと、雲の上の存在としか思えないのだけど、「人付き合いが苦手」と聞くと、なんだか自分と似ているような気がして親近感を抱いてしまう!

レスリングで生きてきた人間として、イランは行かなければならない国。世界で初めての女性になるんじゃないんですか、イランに指導で入るのは」。誰も経験していないことを達成した人間には、誰も経験したことがないオファーが舞い込んでくる。存在があまりにも大きすぎて、もう「日本」という枠にはとどまりきらないかんじだ。

今年8月の世界選手権は現地で観戦。今後の去就はまだ未定とのことだが、将来的にはグローバルに活躍する指導者になってほしい!

 

伊調馨選手から学んだこと

立場が変わればやることも変わる(=国民栄誉賞をもらえばメディアにも出るようになる)。