人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【長嶋万記】「真夏の女王」を目指すママさんボートレーサー

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【ボート】芦屋でオンナの戦いが開幕(8/1 デイリースポーツより)

◇「レディースチャンピオン・プレミアムG1」(1日、芦屋)
 6日間の熱い戦いを前に、オープニングセレモニー選手紹介が、芦屋ボート場内の多目的ホール「夢リア」で行われた。開門前から長蛇の列ができ、ホールは3階席までびっしりと埋まった。
 52人の出場選手がそれぞれの熱い思いをアピール。地元・福岡支部所属で宮崎県串間市出身の日高逸子は特産品のマンゴーを、また長嶋万記は自身がデザインした缶バッジのチャリティーガチャガチャをPRした。このガチャガチャの売上金は九州北部豪雨の支援金に充てる。


8月1日に開幕した、競艇のプレミアムG1『第31回 レディースチャンピオン』。この「真夏の女王決定戦」に出場するレーサーの中でも最大の注目株は、今年6勝を挙げている長嶋万記選手だろう。

2010年に結婚し、翌年長女を出産した”ママさんボートレーサー”の彼女は、『マキプロジェクト』の発起人でもある。これは、「選手のグッズをファンに販売し、その売上金を社会貢献活動に役立てていく」というもの。2009年からスタートして、より活動の輪を広げるために、15年からは一般社団法人化(一般社団法人ZERO)されている。

アスリートが社会貢献をする姿を見て、心を動かされた長嶋選手だったが、発足する前はまだ無名だったため、「そんな私がやっても・・・」という思いがあったそうだ。そんなとき、知人からビル・ゲイツは今とても有名だが、彼はまだ貧乏なときから寄付をしていたんだよ」という話を聞いて、「私もまずはやってみよう」と思ったとのこと。何事もTHINKだけではダメ、とにかくDOが大事なのだ!

その結果、『マキプロジェクト』を始めてから半年間で、A級になる成績を残し、次の期に初優勝。その後、結婚→出産を経て、気付けばドリーム1号艇をもらえる選手になっていた。本人いわく、「人生の歯車が全て噛み合いだした。だからこの活動をずっと続けていこうと決めた」。

「立場が人を作る」というのは、まさにこういうことを言うのだろう。プロジェクトの発起人として、ふさわしい成績を残したい―。もっと名前の通った選手になりたい―。そんな思いを胸に抱きながら、自分に足りないところを補う作業を、急ピッチで進めてきたに違いない。

無名のアスリートが五輪のメダリストになった途端に、ジャージで外を出歩かないようになったり(服装に気を使うようになったり)、売れてきた芸能人が歯並びをキレイにしたりすることがある。”立場”や”役割”を与えられた人間は、それにふさわしい実力や外見を身につけようと努力するものなのだ。

大会前に行われたオープニングセレモニーで、長嶋選手は自らデザインした缶バッジのチャリティーガチャガチャをPRしていたそうだ。1回200円で、売上金は「九州北部豪雨被害の支援金」として寄付することになっている。今回、優勝してビッグタイトルをつかめば、プロジェクトもますます活発になるはず。強くて美しい、女子レーサーたちの戦いの行方はいかにー。

 

長嶋万記選手から学んだこと

「立場にふさわしい人間」になろうと努力する先に、人としての成長がある。