人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【内山高志】日本ボクシング界を引っ張ってきた「KOダイナマイト」が引退

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内山高志が引退表明「思い残すことはない」国内歴代3位の連続防衛11度(7/29 スポーツ報知より)

 プロボクシング前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(37)=ワタナベ=が29日に都内のテレビ東京で会見を開き、現役引退を表明した。国内歴代3位となる連続防衛11度を果たした内山は「今日で引退することを決めました。ファンの方々、本当にありがとうございました。100%(練習で)追い込めない自分が試合に出るのはどうなのかなと思った。思い残すことはない」と語った。
 内山は2005年7月にプロデビュー。07年9月に東洋太平洋スーパーフェザー級王座を獲得し5度防衛。10年1月にはWBA世界同級王者となった。15年2月には日本人初のスーパー王者に昇格した。16年4月の12度目の防衛戦でジェスレル・コラレスパナマ)に2回KOで敗れ王座陥落。同年大みそかにコラレスと再戦したが、1―2の判定で敗れた。


ついにこの日がきてしまった・・・。日本歴代3位の「ボクシング世界王座11連続防衛」を達成した、内山高志選手(ワタナベ)が引退を表明。一番の理由は「モチベーションの低下」ということだ。

2・3年前から、少しずつ体の反応が鈍っていると感じていたそうで、「前みたいに練習を追い込めない。100%でできない自分が試合に出るのはどうなのか」「以前のように死ぬほど努力できない人間が、リングに上がるのはちょっと違う」

個人的に、ボクサーはみんな我が強くて、「まずは自分!」というようなイメージがあったのだけど、内山選手はきっとそうではなくて、人を見るような目線で自分のことを冷静に、客観的に見られる人なのだと思う。

ファンは全盛期の面影を忘れられないもの。だから自分(内山選手)が試合をするなら、「KOダイナマイト」という異名がついたほどの豪快なTKO勝ちが見たいはず。”そこそこの出来”でいいのならまだできるけど、観客が満足してくれるような”圧巻の試合内容”はもう見せられないから辞める。「引き際の美学」が素晴らしい!

そんな内山選手は”猫好き”で知られていて、ブログにもよく愛猫が登場している。今後のことはまだ未定だそうだが、冗談半分で「のんびり猫カフェでもやりたい」

リングの上で戦っている姿とのギャップがたまらないけど、せっかくだから「猫がいるボクシングジム」の経営なんてどうだろう。ボクサーの卵たちがストイックにトレーニングに励む横で、猫が気持ちよさそうにスヤスヤ寝ている。想像するだけで、なんだかとてもシュールだ!

 

内山高志選手から学んだこと

アスリートの「引き際」には人間性が出る。