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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【佐藤陽太郎】「シンクロ日本選手権」に出場した、12歳のウォーターボーイ

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日本選手権にシンクロ男子!12歳・佐藤陽太郎「いろんな人に知ってほしい」(4/30 スポーツニッポンより)

 シンクロジャパンオープンと同時開催の日本選手権で、史上初めて男子選手が出場した。ジョイフルAC所属の中学1年生、佐藤陽太郎がフリーコンビネーションで女子選手に交じって演技。10チーム中10位だったが「練習はつらかったけれど、楽しかった」と笑顔を見せた。
 日本水連は普及のため昨年から全ての種目で男子に門戸を開放。姉の影響で5歳から競技を始めた丸刈りの12歳は「いろんな人に知ってもらいたい。大きな大会に出られるようになりたい」と夢を膨らませている。世界選手権では男女でペアを組む混合デュエットが採用されている。


シンクロナイズドスイミングの『日本選手権』に、史上初めて男子選手が出場!野球の片岡安祐美選手やサッカーの澤穂希選手は、小さな頃から「男の子の中で一人だけ女の子」という状況で競技をしてきたが、佐藤陽太郎選手(12歳)はその”逆バージョン”である。

ご覧のとおり、外見は「一人だけ丸刈り&水着が違う」ので少し違和感があるけど、演技中の映像を見ると、北京五輪代表の青木愛さんが「いい意味で目立たない」と仰っていたように、周りの女子選手にうまく溶け込んでいたように思う。

プールサイドをキビキビと歩く姿や、ノーズクリップで高くなっている鼻、少しぽっちゃりした体型。なんだか見ていてすべてが微笑ましいし、好きな食べ物が「たこ焼き」というのも可愛らしくてたまらない!

男子のシンクロといえば、2003年にフジテレビの『ウォーターボーイズ』という学園ドラマが話題になった。放送当時、佐藤選手はまだ生まれていなかったが、3歳上のお姉さんの影響で5歳からシンクロを始めて、すでに競技歴は7年。最初は女の子と演技することが「恥ずかしかった」ものの、今では「違和感もなくなった」そうだ。

新しいことをしようと思ったら、風が吹くのは当たり前。
その風を向かい風と思うか、心地良いそよ風と思うかは自分次第。
生じる批判やトラブルに拗ねるのではなく、
その状況を、「当然のもの」として楽しむことが重要。
(情熱の伝え方/福岡元啓)


15年世界選手権から「混合デュエット」が正式種目になったことで、昨年からすべての種目で男子のエントリーが可能になった。今回、歴史の扉を開いた中学1年生の”ウォーターボーイ”に対して、日本代表・井村雅代ヘッドコーチは、「もっと頑張って、表舞台に出てきてほしい」と成長を心待ちにしているとのこと。

いつの時代もどんな競技も、先駆者は大変なものだ。これから色々な外野の声が耳に届くかもしれないけど、「水中で踊ることが楽しい」という今の気持ちを忘れないで、大好きなシンクロをずっと続けてほしい!

 

佐藤陽太郎選手から学んだこと

新しいことには批判がつきもの。それを楽しむぐらいのつもりで!