人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【吉田香織、松本翔】エリートランナーがトレイルレースに参戦!

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2017年のトレイルシーズン幕開けとなる『ハセツネ30K』が、4月2日(日)に行われ、女子の部で吉田香織選手(TEAM R×L)が優勝。昨年8月の『北海道マラソン』を制したエリートランナーがトレイルレースに初参戦し、2位に8分差をつける圧勝劇を演じて見せた。

今年は、積雪&コースの一部の崖崩れの影響で、距離が30キロ→17キロに短縮されることになった。林道部分がカットされた結果、「ロード10キロ+トレイル7キロ」とロード率が高くなり、例年にも増してスピードレース化していたとのこと。こうなれば、走力のある選手が有利になる。

フルマラソンを2時間28分で走る吉田選手と並走できる女性ランナーは、国内でも数えるほど。この日もロードで大きな貯金を作り、最後まで逃げ切った。「今後はトレイルの世界からも、走る楽しさを伝えていきたいです」。

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東京大学1年時に箱根駅伝に出場し、フルマラソン2時間13分38秒のタイムを持つ”現役最速ビジネスマンランナー”の松本翔選手(日税ビジネスサービス)。標高差約3000mを一気に駆け上がる『富士登山競走』で2015・16年と2連覇するなど、ロードだけでなく、トレイルの世界でも存在感を発揮している。

今年の箱根駅伝で3連覇を達成した青山学院大学が、クロスカントリー走を積極的に取り入れているように、今は練習でアップダウンのある不整地を走っている選手も多い。そう考えると、マラソンのトレーニングの一環として、『ハセツネ』や『富士登山競走』に出場するのは自然なことのように思える。「エリートランナーはトレイルレースに出てはいけない」なんていう決まりはないのだ。

一昨日(4月7日)にTBSで放送された、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』にヒロミさんがゲストで出ていた。学生時代、アイドルとして人気者だった松本伊代さんが、「伊代はまだ~16だから~」と『センチメンタル・ジャーニー』を歌っているのをテレビで見ていたときは、「まさかこの人と自分が結婚するとは夢にも思っていなかった」そうだ。

最近では、楽天がゲーム業界に、グーグルやアップルが自動車業界に、それぞれ”新規参入”することが話題になっている。このように、今まで「違う世界の実力者」だと思っていた人や会社と、巡り合ったり競い合ったりするようになる。これもまた人生の面白さであり、厳しさでもあるのだろう。

先日、「新・山の神」こと柏原竜二選手(富士通)が現役引退を表明した。箱根駅伝でたくさんの感動をもらった身としては、どうかこれからも走ることをやめないで、市民ランナーとして活躍してもらいたいと思う。そしていつかはトレイルレースにも「新規参入」してほしい!

 

吉田香織選手&松本翔選手から学んだこと

「違う世界の実力者」だと思っていた人が、突然自分のライバルになることがある。