人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【小野伸二】「天才」が1709日ぶりにJ1のピッチに復帰!

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小野伸二1709日ぶりJ1出場「試合勘悪くない」(4/3 日刊スポーツ)

明治安田生命J1:甲府2-0札幌>◇第5節◇2日◇中銀スタ
 北海道コンサドーレ札幌MF小野伸二清水エスパルス時代の12年7月28日横浜F・マリノス戦以来、1709日ぶりにJ1出場を果たした。
 0-2の後半36分から出場。同48分にゴール前に走り込んだFW内村にパスを出したが、得点にはならなかった。持病の股関節痛のため5戦目での“開幕”に「1週早い戦列復帰だったが、試合勘は悪くなかった。実戦を積んで、もっと良い状態に上げていきたい」と話した。


ついに「天才」が帰ってキター!元日本代表MF・小野伸二選手(札幌)が、実に5年ぶりとなるJ1のピッチに立った。1998年のW杯フランス大会に、18歳で”日本人最年少出場”したころから知っている身としては、本当に感慨深くなるニュースである。

札幌サポーターからは「シンジコール」が湧き上がり、対戦相手の甲府サポーターも喜んでいたとのこと(気持ちはわかる!)。今の若い人にはあまり馴染みがないかもしれないけど、昔サッカーをやっていた人や同年代の人にとっては、小野伸二は「永遠のヒーロー」なのだ!

この日の出場はわずか9分間。やっぱりサッカー選手は「試合に出てナンボ」の世界。翌日に行われた大学生との練習試合では、予定では45分のところを「足りない」と自ら志願して60分プレーし、「次はもう少し長い時間出たい」と次節を見据えていたそうだ。

一昨日(4月5日)、鹿島アントラーズ小笠原満男選手が38歳の誕生日を迎えた。今季でプロ20年目を迎えたベテランは、「カズさんに比べたら、まだまだ子供」。小野選手と小笠原選手はともに1979年生まれ。かつて日本サッカー界を一世風靡した、いわゆる「ゴールデンエイジ」である。

他には、遠藤保仁選手(ガンバ大阪)や、札幌の同僚・稲本潤一選手などもこの世代に属している。”アラフォー”となった彼らが今も現役を続けて、一回り以上年下のチームメイトと一緒になってボールを追いかける姿。「現在の身の丈」で競技に対して真摯に向き合う姿。サッカーファンなら見ているだけで、心に染みるものがあるだろう。

「年齢を重ねれば、世の中のいろんなことが見えてくるようになるし、その年その年の自分なりの感性で夢を追いかけ、人生を楽しんでいければ、年をとることは悲しいことではない」(夢をかなえる。思いを実現させるための64のアプローチ/澤穂希) 


後輩から、「自分もこんなふうになりたい」「歳をとるのも悪くない」と思われるような生き様(背中)を見せるのは、”年長者の役割”である。
そういう存在が2人も身近にいる、コンサドーレの若手選手は本当に幸せだ。小野選手も稲本選手も、「アスリート」としてのレベルは全盛期よりは落ちたかもしれないけど、「人」としては今が一番カッコいいと思う。

 

小野伸二選手から学んだこと

後輩に背中を見せられるような先輩になろう!