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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【和田毅、杉内俊哉】松坂世代の二人が初の直接対決!

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ソフトB和田「気持ち出た」元同僚・杉内と投げ合い9K6回1失点(3/17 スポーツニッポンより)

オープン戦 ソフトバンク5―3巨人(2017年3月16日 ヤフオクドーム)
 6年ぶりの開幕投手に決まっているソフトバンク・和田は、6回を4安打1失点。4者連続を含む9三振を奪い、86球と余力も残し「前回よりもテンポが良かったし、順調にきている。あとは、細かなところ」と風格を漂わせた。
 元同僚で同学年の杉内とは紅白戦を除いて、初めての投げ合い。「互いに負けたくないという気持ちが出た」と立ち上がりから全開だった。最速139キロの直球で押し込み、変化球で的を絞らせない投球術は健在。24日の広島戦(ヤフオクドーム)が開幕前最後の登板となる。


かつて、球界を一世風靡した「松坂世代」の選手たちも、今年で37歳。「ベテラン」と呼ばれる年齢になり、新垣渚さんや東出輝裕さんなどユニフォームを脱ぐ選手も出てきた。今シーズン、NPBでプレーしているのは19人。そのうちの2人、和田毅選手ソフトバンク)と杉内俊哉選手(巨人)の”初の直接対決”が、先日行われた。

同じ歳で同じサウスポーの両者は、元々はソフトバンクのチームメイトだった。転機が訪れたのは、2011年のオフ。FA権を行使して、和田選手はメジャーリーグオリオールズへ、杉内選手は巨人へ移籍。その後、それぞれトミー・ジョン手術、股関節手術を受けて、長いリハビリ生活を強いられたが、昨季から和田選手が日本球界に復帰し、このたび杉内選手が604日ぶりに1軍のマウンドに帰ってきたことで、この日の投げ合いが実現した。なんていうか、「巡り合わせの妙」のようなものを感じずにはいられない。

「ライバルとは敵対する相手ではなく、お互いに競い合いながら、励まし合いながらも、負けられない友人である」

自分だけが一方的にライバル意識を燃やすのは虚しいし、自分は何とも思っていないのに勝手にライバル視されるのも迷惑な話だ。ライバルは”両思い”でないといけない。お互いに意識する関係になって、初めて強力なライバルとなる。

初の直接対決を終えた和田選手は、「スギが今日投げるということですごく気持ちが入ったし、そのおかげで良い投球ができた」。杉内選手は、「和田は相変わらずいいなと思って見ていた。自分もそこまでいかないと」。”両思い”のライバルとして、切磋琢磨してきた二人の関係がよく伝わってくるコメントだと思う。

資金力が豊富なソフトバンクと巨人は、12球団の中でもトップクラスの戦力を擁する。そんな両チームが今年の日本シリーズで対戦するのは、まんざら夢物語ではないだろう。そのときに、先発投手として「和田毅」「杉内俊哉」の名前が並んでいたら、こんなに嬉しいことはない。「まだまだ若い選手には負けない」という気持ちを持って、一年でも長く現役を続けてほしい!

 

和田毅選手&杉内俊哉選手から学んだこと

「両思い」のライバルの存在は、自分を強くする。