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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【ウィルソン・キプサング】今年の東京マラソン覇者は、一人で5役をこなし中

陸上

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2月26日に開催された『東京マラソン2017』で、2時間3分58秒の好記録で優勝したウィルソン・キプサング選手。3月14日発売の『月刊陸上競技4月号』に、ケニアでのトレーニングや生活ぶりを追った”人物特集”が掲載されていた。普段、素顔を垣間見る機会はめったにないので、本当に貴重な記事だと思う。

プサング選手は男子マラソンの元世界記録保持者で、ロンドン五輪では銅メダルを獲得している。彼ほどのスーパースターであれば、マラソンのトレーニングだけに専念することが許されるはずだが、実際の生活ぶりはあまりにも多忙!なんと一人で”5役”をこなしているのだ!


アディダスのプロランナー
今年の東京マラソンで国内初の2時間3分台をマーク。世界6大マラソンは通算5勝。

② ホテル「ケル―・リゾート」を経営する実業家
2012年10月から、練習拠点のイテンでホテル事業をスタート。従業員とのミーティングにも顔を出す。

ケニア陸連選手会の会長
チーム作りや選手の意識の向上、ドーピング問題などに取り組んでいる。

④ 2016年12月にマウントケニア大学で学士号を取得
犯罪学と安全保障学について学んだ。修士号や博士号の取得にも意欲的とのこと。

⑤ 政治家を目指して、国政選挙に出馬
現在、4月から8月まで続く国会議員の選挙活動中。


もう体がいくつあっても足りないようなかんじだけど、これをたった一人で、すべてこなしているのだ!それゆえに普段の睡眠時間は短いそうだが、忙しい合間をぬって質の高いトレーニングを行って、レースでは申し分のない成績を残す。「走力」だけでなく、「人間としての器」の大きさの違いを見せつけられているような思いだ。

プサング選手は走ること以外にも、虎視眈々と先を見据えて、様々なことに取り組んできた。ランナー以外の多くの人と触れ合う中で、培われた「知性」や「社交性」、そして「応援の後押し」が、結果として競技力の向上にもつながっている。

東京マラソンの快走で、8月の『ロンドン世界選手権』出場はほぼ確実と言っていい。そして、大一番の2日後には国政選挙がある。きっとどちらも結果を残す、そんな予感がするのは自分だけではないだろう。

 

ウィルソン・キプサング選手から学んだこと

本業以外でも色々な経験をして、「人間としての器」を大きくする。