人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【川口能活、明神智和】J3で現役を続けている、元W杯戦士たち

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相模原が41歳GK川口能活と契約更新!プロ24年目のシーズンへ(1/14 ゲキサカより)

 SC相模原は14日、元日本代表GK川口能活(41)と2017シーズンの契約を更新したことを発表した。川口は2016年に岐阜から相模原へ完全移籍。昨季は開幕直前の負傷で出遅れたが、最終的にJ3リーグ戦19試合に出場していた。今季はプロ24年目のシーズンとなる。


1996年アトランタ五輪、日本がブラジルに1-0で勝利し、世界中のサッカーファンを驚かせた「マイアミの奇跡」。このとき正GKとしてスーパーセーブを連発し、”歴史的大金星”の立役者となった川口能活選手。あれから21年たった今も、まだ現役として頑張っている。

今季の所属チームは、J3のSC相模原。チームの代表・望月重良さんが清水商業の先輩という縁もあり、2016年にFC岐阜から完全移籍。今年42歳になる「Jリーグ最年長GK」は、ピッチの後方から誰よりも大きな声を張り上げて、ひと回り以上年下の選手たちと練習に励んでいるそうだ。

J3にカテゴリーを落としてでも現役にこだわる理由は、「やっぱりサッカーが好きだから」。サッカー人生を納得する形で終わらせるためにはどうすればいいのか、現在も模索中とのこと。フィールドプレイヤーよりも運動量が少ないGKは、年齢がネックになることは少ないはず。オファーがあるうちは、ピッチに立ち続けてほしいと思う。

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元日本代表MF明神の新天地はJ3長野! 「選手人生全てを懸けて戦います」(2016/12/27 ゲキサカより)

 AC長野パルセイロは27日、名古屋グランパスを退団した元日本代表MF明神智和(38)を獲得したことを発表した。明神はクラブを通じて「来シーズンからAC長野パルセイロでプレー出来ることをとても嬉しく思っています。J2昇格のために僕の選手人生全てを懸けて戦います。ご声援よろしくお願いします」とコメントした。 


2002年サッカーW杯日韓大会で、日本のベスト16入りを支えたMF・明神智和選手も、今季からJ3長野に加入した。名古屋を退団した後、コーチ就任のオファーもあったそうだが、「まだ現役以上に楽しいものを見つけられていない」と選手でいることにこだわった。

チームの練習場は雪で一度も使えず、シャワーも4基のみ。これまでの所属クラブ(=柏、ガンバ大阪、名古屋)と比べると過酷な環境にも思えるが、「すべてが新鮮。本気でJ2を目指す熱さにひかれた」。移籍早々にもかかわらずキャプテンに就任し、「J2昇格のために、選手人生全てを懸けて戦う覚悟」だそうだ。

さて、そんな元W杯戦士の二人が所属するSC相模原と長野が、3月12日のJ3開幕戦で対戦したのである。「もしかしたら何か絡みがあるかもしれない」とワクワクしていたのだけど、残念ながらともに出場機会はなかった模様・・・。ネームバリューだけでスタメンに名を連ねられるほど、J3は甘くないのだろう。

1993年に「オリジナル10」と呼ばれる10クラブでスタートしたJリーグ。今季は、J1・J2・J3を合わせて54クラブまで増えた。これだけ裾野が広がったおかげで、川口選手や明神選手、三浦知良選手、中山雅史選手など、”往年の名プレーヤー”が今も現役を続けられて、私たちはそのプレーを目の当たりにすることができる。これは本当に嬉しいことだ。

ついさきほど、「W杯ロシア大会アジア最終予選」に臨む日本代表メンバー25名が発表になった。サッカー界にとって、ハリルジャパンの強化はもちろん大事だけど、それと同じぐらい受け皿を増やすこと、裾野を広げることも大事なことだと思う。

 

川口能活選手&明神智和選手から学んだこと

「トップの強化」と「裾野の拡大」、両方に取り組むことが大事。