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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【フランク・ハーマン】楽天に「ハーバード大卒」のインテリ助っ人が新加入!

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(※ 写真は楽天ゴールデンイーグルス球団ホームページより)

三木谷オーナー、ハーバードの後輩・助っ人ハーマンに「なんで野球やっているの?」(2/16 スポーツ報知より)

 楽天三木谷浩史オーナー(51)が16日、沖縄・金武町で行われている練習と練習試合を視察した。ブルペンではWBCに出場する則本昂大(26)、松井裕樹(21)両投手のピッチングを見守り、「ボールに触ってみたら、本当に違うんだね。大変だなと思いました。故障しないように頑張って欲しい。WBCで大活躍して、無事に帰ってきてほしい」と話した。
 新加入のフランク・ハーマン投手(32)とも言葉を交わし、「ハーバード大出てるって、超インテリだよね。ウチの野球団全員の中で、一番頭いいと思う。なんで野球やっているの?って感じだけど、彼は冷静だと思うし、インテリジェンスも含めて期待してます」。自身もハーバード大で経営学修士号(MBA)を取得しているだけに、後輩に大きな期待を寄せた。


今年もプロ野球12球団に、たくさんの「助っ人外国人」がやってきた。その中でも、個人的に最も注目しているのが、楽天のフランク・ハーマン投手である。

193センチの長身から最速157キロの速球を投げ下ろす右腕で、主にリリーフとしてメジャー通算109試合に登板。と、まあここまではよくありがちな経歴なのだが、なんと彼は、名門・ハーバード大学を卒業しているのだ!

プロ野球選手になるような人は皆、子供の頃から勉強は二の次で、朝から晩まで野球漬けの日々を送ってきたのかと思いきや、このように文武両道を地で行く選手もいるのだなぁと感心してしまう。

そんなハーマン選手の愛読書は、エコノミストとファイナンシャルタイムズ。「野球選手だからといって、野球だけの目線にはしたくない。世界情勢がどうなっているのかということなど把握しておきたいのです」。楽天本社でもバリバリ働けそうなかんじだが、まずは本業の野球で頑張ってもらいたい。

野球以外で「高学歴の変わり種」といえば、お笑い芸人の石井てる美さんがいる。東大→東大大学院を卒業して、マッキンゼー・アンド・カンパニーに就職。まさに「誰もが羨むエリートコース」を歩んできたが、かねてから夢見ていた芸人になるために会社を辞めて、お笑いの世界に足を踏み入れた。

現在は、学生時代にTOEICで満点をとった語学力を生かして、「言いづらい言葉を英語っぽく言うネタ」などで活躍している(※動画はコチラ。発音が良すぎて笑えるw)。お笑い芸人はキャラを立たせることが大事。「持ち前の頭脳」は石井さんならではの武器だと思うから、うまく笑いに変えられるといいなと思う。

「不確定な未来に対して、むやみにネガティブに構える根拠はない。ならばポジティブに理想とする未来を先に想定して、そこにたどり着くにはどうしたらいいか逆算して、前向きにできることをやっていくべき」(私がマッキンゼーを辞めた理由 ―自分の人生を切り拓く決断力―/石井てる美


ハーバード大学東京大学を卒業したのなら、敷かれたレールに乗っかって、「高学歴を生かした人生」を送ることも可能だったはず。でもハーマン選手と石井さんは、学歴が有利にならない、実力主義の「プロ野球」や「お笑い」の世界に丸腰で飛び込んできた。

きっと2人の価値観の中では、「世間体」や「周りからどう思われるか」よりも、「自分がやりたいこと」の方がプライオリティが上なのだろう。人生において、”ないものねだり”をする人が多い中、持っているものをあえて捨てて、「自分がやりたいことを謳歌する生き方」というのもすごく素敵だなぁと思った。

 

フランク・ハーマン選手から学んだこと

敷かれたレールから、あえて外れる人生もあっていい。