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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【山中伸弥】55歳でサブ3.5!京都マラソンを3時間27分45秒で完走!

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山中教授、充実ラン 自己新、3時間半切る 京都マラソン(2/19 京都新聞より)

 京都市内で19日に行われた「京都マラソン2017」で、京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(54)が、3時間27分45秒でゴールした。自己ベストを15分以上更新して目標の3時間半を切った。「半分は寄付、半分は自分への挑戦のために走っている。iPSがどんどん進化しているように、僕の記録も速くなる」と充実した表情だった。
 山中教授は京都マラソン応援大使も務める。早朝や昼休み、研究の合間を縫って週5日は練習する。出張中も「坂を走るのがいいトレーニングになるので、海外でもいい坂を探して走っている」ほどの愛好家で年々記録は上がっている。次回に向けては「僕も今年で55歳ですので。まあ、頑張ります」と笑顔で語った。


自分は市民ランナーで、これまでにフルマラソンを15回完走している。現在の自己ベストは、3時間41分。山中伸弥教授とは何度か同じレースを走ったことがあり、いずれも僅差で勝っていた。しかし今回、ライバルは3時間27分という凄まじいタイムを出してきた!なんだかもう、手の届かないところに行ってしまったような気がする・・・。

2015年に「京都マラソン」を一緒に走ったとき、途中で山中先生を発見。勇気を出して、「ノーベル賞おめでとうございます!これからも研究頑張ってください!」と話しかけたら、「ありがとう。今日は頑張ろう!」と優しい言葉をかけていただき、感激した思い出がある。

走っているときは”修行僧”のようなかんじで、淡々とピッチを刻んでいるのだけど、沿道から「山中先生、頑張って!」と言われると、律儀に手を上げて応えていた。おそらく今回も、話しかけられたり呼びかけられたりということは何度もあったはず。有名人の宿命で、自分の走りだけに集中することは不可能。それでも3時間半を切るのだから、「あっぱれ」としか言い様がない。

サブ4までは「スタミナ」があれば達成できるけど、サブ3.5はある程度の「スピード」も必要になってくる。ノーベル賞をとってからはあちこちに引っ張りだこで、本業の研究以外でも多忙を極める中、一体いつ練習してるんだろう。1日が24時間というのは、みんな同じはずなのに!

By the way、人気ブロガーのちきりんさんが、昨年11月に『自分の時間を取り戻そう』という本を出版された。そして、今年1月に”出版記念公演会”があり、自分はそれを聞きに行ってきたのだ。

「読みやすい文章を書く人は、話もわかりやすいんだなぁ」と感心しきりの90分だったのだけど、個人的に一番勉強になったのは、「時間の使い方について」。 

① ほとんどの人は仕事を先にやって、終わってから時間があれば遊びたいと思っている ⇒ これだと間延びして、遊びの時間はとれないことが多い

② だから、先に遊びの予定を入れる ⇒ 残りの時間で仕事をすべて終わらせるために、どうすればいいかを必死に考えるようになる

③ 自分の時間を取り戻す(やりたいことをやる)ためには、①から②へ意識を変えることが大事! 

 
作家の村上春樹さんもマラソン愛好家で、サブ3.5の自己ベストを持っている。毎朝1時間(=10キロ)必ず走るという生活をもう何十年もずっと続けていて、「一日を23時間で考えている」そうだ。これはまさに上記の”ちきりん方式”で、「やりたいことの時間を先に確保している」のだ。

そして、山中先生は、「早朝や昼休み、研究の合間を縫って、週5日は練習している」とのこと。これもきっと春樹さんと同じで、週5日のRUNは「先に時間を押さえている」のではないだろうか。本業で結果を出して、なおかつ趣味も充実している人は、みんな②のような時間の使い方をしているように思う。

これからは自分も”ちきりん方式”で、走る時間やブログを書く時間を先に確保する。やらなければならない仕事や家事は、頭を使って短時間で(高い生産性で)終わらせる。このようにできたらいいな(want to)ではなく、絶対にやる(have to)のだ。そして、「一刻も早くサブ3.5の仲間入りをしたい」と切に願う今日このごろである。


<2017/04/15 追記>
4月13日に放送された、テレビ東京の『カンブリア宮殿』に、山中先生がゲストで出ていた。京都マラソンの様子がVTRで流れたのだけど、なんとレース当日は海外出張から帰国した翌日だったらしい。時差ボケや疲労がある中で、サブ3.5を達成していたなんて凄すぎる!マラソンに出るのは、iPS細胞研究所の寄付活動のためと、「自分への挑戦」。「やるからには何でも本気」というのがモットーとのこと。

山中伸弥教授から学んだこと

「やりたいこと」の時間を先に確保する。