人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【ボブ・デービッドソン】WBCで「世紀の誤審」をしたあの審判員が引退

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名前も顔も忘れない…“世紀の誤審”デービッドソン審判員引退(2/23 スポーツニッポンより)

 大リーグ機構は21日、06年の第1回WBCの日本戦の判定で物議を醸したボブ・デービッドソン審判員(64)の引退を発表した。「世紀の誤審」とも言われた場面は、2次リーグ・米国戦の同点の8回1死満塁。三塁走者の西岡が左飛にタッチアップして生還したものの、離塁が早いとの米国の抗議を受け、同球審が判定をアウトに覆した。日本は結局、試合に敗れた。同審判員は米国ではボークを乱発することでも有名で、判定をめぐる監督や選手とのトラブルも多かった。

 ▼西武・辻監督(疑惑の判定の際の三塁コーチ)お疲れさまです。メジャーの審判は一人も知らないけど、彼の名前は一生忘れないと思う。顔も浮かんでくるね。


「名前を覚えられないのが名審判」という言葉がある。たしかに、どの競技でもスムーズに試合が進行しているときは、審判が誰かなんて気にならないものだ。でも、この「ボブ・デービッドソン」という名前だけは、今でも覚えている人が多いだろう。そう、第1回WBCで”世紀の大誤審”をやらかした、あの審判員である。

この記事を書くにあたって、久しぶりに映像を見返してみたのだが、やっぱり西岡選手がアウト(離塁が早かった)とは思えない。審判も人間なので、時には間違った判定をしてしまうのは仕方がないけど、これは誤審ではなく明らかな確信犯。トランプ大統領が「アメリカファースト」と宣言する10年以上も前から、ボブ・デービッドソンさんはその精神をジャッジで体現していたのだ!

あの温厚な王さんが、左手をクルクル回して激しく抗議をしていた姿、そして試合後の、「長年野球をやってきて、こんなことは見たことがない。野球がスタートしたアメリカでそういうことがあってはいけないと思う。世界中の人が見ている」 というコメントは、今でも忘れることができない。

以前、フィギュアスケートでも、「自国の選手に高い点数をつける審判員」が問題になっていたけど、WBCは国際大会なのに、アメリカ戦でアメリカ人が主審を務めること自体、そもそもおかしな話だと思う。

皮肉なことに、このあとアメリカは2次リーグで敗退。日本は決勝トーナメントに進出し、韓国とキューバを下して、WBC初代王者となった。今となっては、「この判定があったから、よりドラマティックな結末になった」と言えるけど、3月7日に開幕する第4回WBCでは、選手以上に審判が目立つことがないようにしてもらいたい。頑張れ、侍ジャパン

 

ボブ・デービッドソンさんから学んだこと

悪いことではなく、良いことをして名前を覚えられる人間になろう。