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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【家根谷依里】札幌冬季アジア大会、日本人金メダル第一号!

スノーボード

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スノボ大回転の家根谷依里が金1号 2大会ぶり3度目の五輪へ弾み(2/20 デイリースポーツより)

冬季アジア大会スノーボード大回転」(19日・札幌)
 女子で家根谷依里(やねたに・えり、32)=大林組=が2本合計1分43秒47(55秒67、47秒80)で優勝。日本勢の金メダル第1号となった。男子は神野慎之助(23)=早大=が首位に1秒38差の合計1分37秒14(53秒39、43秒75)で銅メダルを獲得した。
 タイムボードを確かめるや両腕を突き上げた。2位以下に合計2秒以上の差をつける完勝だった。「ずっとワールドカップ(W杯)で苦しいレースが続いたが、自分の滑りができれば結果は付いてくると思っていた。これを弾みにできれば」と家根谷。今後控えるW杯終盤戦や世界選手権(3月、スペイン)を見据えつつ、アジアの頂点に立った喜びをかみ締めた。
 平昌は3回目の五輪出場が懸かる。2014年ソチは逃したが、「『もっと修業しろ』という意味と、プラスに捉えてやってきた」。ソチ五輪パラレル大回転銀の竹内智香(33)=広島ガス=とともに、1年後の冬はベテランの底力を世界に見せつけたい。


アジアの冬季スポーツの祭典、『札幌冬季アジア大会』が開幕。見事、日本人金メダル第一号に輝いたのが、女子スノーボード大回転の家根谷依里選手(大林組)である。

06年トリノ、10年バンクーバー五輪代表のベテランは、昨年3月に左膝靭帯を損傷して手術を受けた。半年にわたって地道なリハビリに励み、「いよいよ復帰」と思った矢先、一部選手らによる不祥事でスノーボード全強化指定選手の活動が休止。予定していた12月のW杯に出場することができなかった。

この家根谷選手や、ソチ五輪銀メダリストの竹内智香選手広島ガス)のように、まじめに競技に取り組んでいる選手までもが「連帯責任」として試合に出られず、調整の遅れを強いられる。平昌五輪まで一年を切っているのに、本当に気の毒な話である。

家根谷選手は2年前にコーチを変更し、”新たな滑り方”に取り組んできた。それは、今まで「固定」していた上半身を、「使う」というもの。(恥ずかしながら)自分は人生で一度しかスノーボードをやったことがないので、「固定」とか「使う」とかいう身体の感覚はよくわからないのだけど、ニュアンス的に「真逆」の動作だということはわかる。

そのため、コーチから言われた当初は「疑念を抱いた」そうだが、やってみると技術が向上し、結果がついてくるようになったとのこと。サントリー創業者の鳥井信治郎さんが残した名言に、「やってみなはれ、やらなわからしまへんで」というのがあるけど、「他人に言われたことを、受け入れて試してみる」というのは本当に大事。もし合わなかったら、そのときはまた元に戻せばいいのだ。

2年前の時点で、すでに家根谷選手は五輪に2回出ているオリンピアンで、日本ではこの種目の第一人者だった。それだけの実績があっても、周りのアドバイスに素直に耳を傾ける姿勢を持っているのが素晴らしい!

ソチ五輪を逃し、その後も膝の怪我→出場停止と、苦しかった時期を乗り越えての今回の金メダルは喜びもひとしおだろう。今後の目標は、W杯の上位進出と平昌五輪。キレイゴトだと言われるかもしれないけど、やっぱり真面目にコツコツ頑張っている人が、報われる世の中であってほしいと思う。

 

家根谷依里選手から学んだこと

他人のアドバイスを、一度受け入れて試してみる。