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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【福島千里】陸上女子短距離界のエースがプロ転向へ

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【陸上】福島千里が短距離界初のプロ転向へ、東京五輪へ決断(1/20 日刊スポーツより)

 陸上女子短距離の福島千里(28)が、20年東京五輪を目指して、プロに転向することが19日、分かった。
 20日に07年から在籍した北海道ハイテクACを退団して、新しくスポーツマネジメント会社とマネジメント契約を締結することが発表される見通し。3大会連続五輪出場の日本最速女王が、母国開催の五輪で輝くために決断を下した。 日本女子短距離界初のプロとして、新境地を切り開く。


昨年、陸上の日本選手権で、100メートル7連覇&200メートル6連覇を達成した福島千里選手(北海道ハイテクAC)。リオ五輪後に、「同じ4年間はもうこりごり。もう一回やるかと言われたら、絶対やらないと言えるくらいやれた」 と言っていたので引退するのかと思いきや、東京五輪を見据えてプロに転向するとのこと!これは嬉しいニュースだ。

内村航平選手(フリー)や萩野公介選手東洋大)もプロ宣言をしたけど、彼らと比べて福島選手が劣っているものがあるとすれば、「国際大会での実績」だろう。日本では押しも押されもせぬ第一人者なのに、それでも五輪のファイナリストには残れない。世界のレベルの高さには、ただただ唖然とするばかり・・・。

プロになるというのは、「自分が商品になる」ということだ。福島選手よりもうんと足が遅くて、日本一になったこともない自分は、実績云々などと偉そうに言える立場でもないので、今の彼女が持っていて、これから商品価値を見い出せそうなものを2つ考えてみた。

まず1つ目は、「鍛え抜かれた腹筋」である。女性は男性に比べて筋肉がつきにくいと言われているのに、クリスティアーノ・ロナウド選手並みの見事なシックスパック!セパレートのユニホームを着ていたら、真っ先に腹筋に目が行ってしまう。誰もがなれるものではない、この肉体美は絶対に活かすべき!

具体的には、①ライザップなど「スポーツジムのポスター」や、②Tarzanなど「雑誌の筋トレ特集のモデル」、③ピップエレキバンなど「医療用シールの宣伝」(お腹に貼ってあるのが気になる・・・)なんていいんじゃないかと思う。

そして2つ目は、「あの独特の話し方」である。福島選手は少し舌足らずなかんじ(失礼)で、受け答えも天然なので、レースは安心して見られるのだけど、インタビューはいつもハラハラするのだ!

昨年、日本選手権の200メートルで日本新を出したときも、「これからもうひと皮・・・だったり、もう・・・うーんと、もう・・・ワンステップ、ツーステップ・・・あのー、すいません・・・どうしよう・・・あのー、成長できるように頑張っていきたいです」

最近、内村選手がツイッターを始めたように、プロになるなら、ある程度の発信力も必要になってくる。イベントなどに出席すれば、囲み取材を受ける機会もあるだろう。でも、そこで福島選手が立て板に水のようにペラペラと話したら、”らしさ”がなくなってしまう。やっぱり「圧倒的な走り」と「ほんわかした喋り」のギャップが魅力だと思うから、それをうまくいじってもらえる番組に出てほしい。

あとは以前、吉田沙保里選手が警察官の役でドラマに出演し、役者さんを羽交い締めにしていたことがあったけど(なかなか面白かった)、もし福島選手が出るなら、日本一の俊足を生かして、「逃げる犯人を走って捕まえる女刑事」なんてどうだろうか。

プロになったからといって、無理に背伸びをしたり、新たに何かを身に着けようとするのは大変だ。そっちに時間やエネルギーを使いすぎると、本業(陸上)にも悪影響が及びかねない。イチロー選手「大切なのは、 自分の持っているものを活かすこと」と言っていた。この言葉を福島選手にも送りたいと思う。

 

福島千里選手から学んだこと

無理して自分を「変える」のではなく、今持っているものを「生かす」こと。