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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【寺田明日香】元100mハードル世界陸上代表が「7人制ラグビー」に転向!

ラグビー 陸上

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元世陸代表・寺田、7人制女子ラグビー東京五輪目指す(1/21 スポーツ報知より)

 20年東京五輪出場を目指して7人制女子ラグビーに転向した09年ベルリン世界陸上女子100メートル障害代表の寺田明日香(27)=東京フェニックス=が20日、東京・味の素トレセンで行われている日本ラグビー協会主催の強化合宿で練習を公開。身長168センチの半分が股下の長さという“カモシカステップ”を披露した。
 14年3月29日に結婚し、同年8月8日に長女・果緒(かお)ちゃん(2)を出産。3年半のブランクを経て挑戦した。1食で山盛り3杯の白米を食べて体重は7キロ増の54キロと肉体改造中。50メートル走では出産後の7秒2から6秒52まで戻し「陸上ではかなわなかった五輪出場の夢を東京で果たしたい」と力強かった。


昨年12月に行われた、7人制女子ラグビー日本代表(=サクラセブンズ)のトライアウトにただ一人合格した寺田明日香選手(東京フェニックス)。陸上ファンなら、この名前を聞いただけでピンとくるかもしれない。そう、北海道・恵庭北高校時代に100メートル障害でインターハイを3連覇した、あの寺田選手である!

2008~10年に日本選手権で同種目3連覇。09年世界選手権ベルリン大会などに出場したが、ロンドン五輪には故障で出場できず。その後、「引退→結婚→出産→3年半のブランク」を経て、このたびラグビー選手として現役復帰することになった。本人いわく、「転職したようなかんじでしょうか」

(※ たしか、元800メートル日本記録保持者の西村美樹さんもラグビーに転向していたはず。最近は名前を聞かなくなったけど、まだやっているのだろうか?)

単なる「陸上経験者」というレベルではなく、紛れもなく「本物のアスリート」をラグビーに誘ったのは、リオ五輪に出場した友人の桑井亜乃選手(=帯広農業時代に円盤投げで国体入賞経験あり)。今やオリンピアンとなったかつての陸上仲間から「一緒にラグビーをやろう!」と言われ、最初は断ったそうだが、サクラセブンズが外国人選手に走力で負けている現実を見て、「自分のスピードで貢献できるのではないか」ラグビーに身を投じることを決めたそうだ。

トライアウトでも、「スピードはずば抜けていた。(五輪金メダルの)豪州の一番速い選手より速いんじゃないか」と高評価だったとのこと。それもそのはず、寺田選手の100メートルの自己ベストは11秒71。このタイムで走れるのは、陸上でもトップクラスの人しかいないし、ラグビー選手だったらもっと限られるだろう。

7人制ラグビーは、「究極の鬼ごっこ」とも言われる。寺田選手は、直線を走るのはめちゃめちゃ速いだろうし、ハードルの選手だったから、目の前の障害物を避けるのもお手の物だろう。問題は、背後や横からのタックルをどうかわすか。

168センチ、54キロ、股下84センチ(なんと体の半分が足!)というのは、一般女性としてはスタイル抜群だけど、ラグビーをやるには少し線が細い。そこで、まずは体重を60キロまで増やすべく、1回の食事で山盛りご飯3杯分を摂取する「飯トレ」に励んでいるそうだ。27歳のママさん選手がラグビーでも成功できるか、期待を込めて見守っていきたいと思う。

 

寺田明日香選手から学んだこと

「走ること」は全てのスポーツの基本。走力があれば、他のスポーツにも応用が効く。