人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【高橋礼華】東京五輪を目指すきっかけになった言葉とは?

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高橋礼華が五輪連覇誓う「歴史を作りたい」/バドミントン(1/17 サンケイスポーツより)

 リオデジャネイロ五輪のバドミントン女子複で金メダルを獲得した高橋礼華(26)=日本ユニシス=が17日、東京都内で行われた大手スポーツ用品メーカー「ヨネックス」のイベントに参加し、2020年東京五輪での連覇へ強い覚悟を示した。
 年末年始は奈良県の実家に帰省するなど約1週間ラケットを握らず、今後の競技人生を考える時間をつくったという。「(東京五輪で)最強の自分を見たい。(女子レスリングの)伊調(馨)さんや吉田(沙保里)さんをすごいと思う。私も歴史を作りたい」と意欲的だった。


このたび、リオ五輪バドミントン女子ダブルス金メダリストの高橋礼華選手日本ユニシス)が、東京五輪で連覇を目指すことを宣言!これからまた4年間、世界で戦う「タカマツペア」を見れると思うと本当に嬉しいし、きっと香川県高松市も喜んでいるだろう。

年末年始を奈良の実家でゆっくりと過ごし、今後の競技生活について熟考。「1年1年ではなく、東京を目指したい。若手に譲る気はありません。自分たちで出て、金メダルを獲って終わりたい」東京五輪を明確な目標として捉えられるようになったのは、女子レスリング・伊調馨選手の言葉がきっかけだったそうだ。

と、これだけを聞くと、まるで伊調選手から、「私も東京五輪を目指して頑張るから、高橋さんも一緒に頑張ろう!」と言われたかのように思えるけど、実際はそうではない。そもそも直接会話をしたわけでもなく、「地元東京で開催される五輪の存在が、競技継続を決める要因にはならない」という伊調選手のインタビュー記事を読んで、「私(の思い)は違うなと思ったんです。東京は特別です。だからやってみたい。2連覇して、伊調さんのような歴史を作りたいと思いました」

高橋選手はリオ五輪の決勝でも、最終ゲームで16-19という敗色濃厚の状況に追い込まれたときに、前日に逆転勝ちをした伊調選手のことを思い出して、「私も逆転できると思った」と言っていた。そして、実際にここから5ポイントを連取し、金メダルを獲ったのである!

人生は、誰かが何気なく言った一言や、ほんの些細な出来事が、その先の行動の道標になることがある。伊調選手自身は特別に何かをしたわけじゃないけど、結果的に一人の選手を金メダリストにし、さらには東京五輪を目指す気にさせた。五輪を4連覇して国民栄誉賞を貰うような選手は、その影響力も半端じゃないのだと、改めて実感したニュースだった。

 

高橋礼華選手から学んだこと

「何気ない一言」や「些細な出来事」が人生の道標になることがある。