人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【伊藤有希】地元で大ジャンプ2本!嬉しいW杯初優勝!

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伊藤有希、高梨抑え地元で初優勝!日本勢ワンツーフィニッシュ…ジャンプ女子W杯(1/14 スポーツ報知より)

ノルディックスキー・ジャンプ女子W杯第7戦 14日、札幌・宮の森ジャンプ競技場=HS100メートル、K点90メートル
 今季、年間総合2位につける伊藤有希(22)=土屋ホーム=が254・3点で初優勝。2位に入った女王・高梨沙羅(20)=クラレ=を破り、地元・北海道で初栄冠をつかんだ。
 伊藤は1回目、不利な追い風の中で95メートルを飛んでトップに立つと、2回目も最長不倒の96メートルを飛び、高梨の追撃を許さず。「国内大会で勝っても、世界で勝てないと意味がないので、勝ててうれしいです」と笑顔を見せた。
 通算50勝目を狙った高梨は1回目に93メートルで2位。2回目は92メートルをマークしたが、伊藤に及ばなかった。「少しずつジャンプは良くなっている」と振り返りながらも「今日は有希さんのジャンプに圧倒された」とライバルをたたえた。


ノルディックスキー・ジャンプ女子の伊藤有希選手(土屋ホーム)が、W杯参戦6季目、出場77戦目にして嬉しい初優勝!これまでに表彰台に立つこと10回(=2位6回、3位4回)。なかなか超えられなかった女王・高梨沙羅選手クラレ)の壁を破って、地元の北海道で勝ったというのは、この上ない喜びだろう。

努力は必ずしも報われるとは限らない。裏切られることもあると分かった上で、それでもひたむきな努力を続けている人間には、時として眩しいほどのスポットライトが当たることがあるのだ!

「ジャンプの町」として知られる北海道下川町出身の伊藤選手は、12歳のときにW杯の前身の国際大会で3位に入り、”天才少女ジャンパー”と騒がれた。その後は伸び悩んだ時期もあったが、ここにきて完全復活。所属する土屋ホームの監督でもある葛西紀明選手いわく、「ずっと沙羅ちゃんがずば抜けてすごかったけど、ここ数年をかけて少しずつ追い付いてきた」。

何かと比べられることが多い2人だが、伊藤選手は、「(高梨選手に)勝っているもの?食欲だけです。ハハハ」。表面上では笑い飛ばしていても、競い合えるライバルの存在は、水面下ではきっと大きな刺激になっているだろう。

日本ジャンプ界にとっても、伊藤選手の成長は歓迎すべきことだと思う。高梨選手一人にプレッシャーをかけないですむし、平昌五輪へも「二枚看板」で臨むことができる(女子も団体戦があればいいのに!)。

ともに出場したソチ五輪は、高梨選手が4位、伊藤選手は7位だった。1年後に迫った大舞台、日本人のワンツーフィニッシュもまんざら夢物語ではないような気がしてきた。


伊藤有希選手から学んだこと

競い合えるライバルの存在は、自分を強くする。