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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【佐藤冴香】ロンドン五輪の悪夢を乗り越え、涙の日本一!

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佐藤冴香が初V「頭が真っ白で自然に涙が出た」(12/4 日刊スポーツより)

<バドミントン:全日本総合選手権>◇最終日◇4日◇代々木第2体育館◇女子シングルス決勝ほか
 女子シングルス決勝は、ロンドン五輪代表の佐藤冴香(25=ヨネックス)が日本ランキング2位の山口茜(19=再春館製薬所)をストレートで下し、大会出場8度目で悲願の初優勝を飾った。
 12年ロンドン五輪決勝トーナメント初戦で左ひざ前十字靱帯(じんたい)などを損傷して途中棄権。約1年間の苦しいリハビリ生活を経験した。昨年の決勝では奥原希望(21=日本ユニシス)にストレートで敗れて2位。今夏、リオ五輪出場を逃す悔しさも味わった。
 2年連続のファイナル・コートで悲願を達成した日本ランキング3位の佐藤は「頭が真っ白で自然に涙が出た。東京への戦いは始まっていると思うので、いいスタートが切れた。オリンピックの借りはオリンピックで返すしかない」と20年東京五輪出場に闘志を燃やした。


今から4年前、ロンドン五輪に出場した佐藤冴香選手(ヨネックス)は、決勝トーナメント初戦で左膝前十字靱帯断裂など全治8ヵ月の大怪我を負い、無念の途中棄権を強いられた。

試合中のアスリートは、360度ありのままをカメラに撮られることになる。佐藤選手は負傷後も「まだやれる」と足を引きずりながら試合を続け、車椅子に乗って退場するときは人目もはばからず泣きじゃくっていた。大の大人が感情を剥き出しにして悔しがるシーンを、自分は今も忘れられずにいる。

タカマツペアや奥原希望選手の活躍に湧いた今年のリオ五輪に、彼女の姿はなかった。リハビリに1年を費やし、世界ランキングが急降下。その間に若手に追い抜かれ、一時は引退も考えたが、「(五輪を見て)悔しいという思いが生まれて、自分はまだバドミントンをやりたいんだということに気がついた」

「運命の女神は気まぐれ。一つのことにすべてを賭けて努力する者を好感しながら、そっぽを向いたりもする。しかし、全く目を離しているわけではない。女神はそれとなく見ている。そして、次に女神が微笑みかけたり、手を差し伸べたりするのを決めるのは、その苦悩の中でその人がいかに信念を貫くか。その一点に尽きる。」


これは自分のネタ帳(ブログ用に普段からいろいろ書き溜めているのだ)に書いてあった文章で、ちょっと出典がわからないのだけど、まさにこの4年間の佐藤選手を物語っているような気がする。アスリートが怪我を克服して復活するのは、どんな競技のどんな選手であっても嬉しいものだ。

今大会は、決勝でリオ五輪ベスト8の山口茜選手を倒しての優勝だから本当に価値がある。「五輪の悔しさは五輪でしか晴らせない。もう一度出場して、ロンドンで応援してくれた人たちに借りを返したい」。人は一度地獄を見ると、その分大きくなる。2020年東京で、晴れ姿が見たい。

 

佐藤冴香選手から学んだこと

神様は乗り越えられない試練は与えない。どんな最悪な状況の中にも、必ず抜け道を作って下さっている!