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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【ケンブリッジ飛鳥】目指せ9秒台!退路を断ってプロ転向へ

陸上

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ケンブリッジがプロ転向 所属先のドーム社を12月中に退社予定/陸上(11/25 サンケイスポーツより)

 リオデジャネイロ五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルに輝いたケンブリッジ飛鳥(23)=ドーム=がプロに転向する意思を固めたことが25日、分かった。
 関係者によると、所属先のドームは12月中に退社する予定で、今後は練習拠点を海外に移すことも検討しているという。ドームの広報担当者は「(ケンブリッジは)ベストの案を検討しています」と話すにとどめた。
 ジャマイカ人の父を持つケンブリッジは東京高から日大に進み、今年4月にドームに入社。100メートルは5月に自己新記録となる10秒10をマークし、6月の日本選手権で初優勝を果たした。

 
まず、「ケンブリッジ飛鳥」という名前がカッコ良すぎである!ネット上に対義語が「オックスフォードチャゲ」だと書いてあったのは笑ってしまったけど、 字面も響きも美しくて、文句のつけようがないかんじだ。(あとは「羽生結弦」選手のご両親も、名付けセンスが抜群だと思う)

先日、体操の内村航平選手がプロ転向を表明した。このときの世間の声は、「お前がならなきゃ誰がなる」(山本リンダ狙いうち風)というくらい賛成が大半だったが、今回のケンブリッジ選手が賛否両論なのは、「個人の実績の差」ではないだろうか。

内村選手は”団体”の金メダルメンバーだが、”個人総合”でも世界選手権と五輪を合わせて8連覇中である。対するケンブリッジ選手は、”リレー”では銀メダルを獲得したものの、”個人”では準決勝敗退。自己ベストの10秒10は日本歴代9位で、国内でも「断トツでナンバーワン」とは言えないのが現状だ。

所属しているドームの安田秀一会長が「9秒台を出せば1億円のボーナス」を公言しているので、これを成し遂げてからプロに転向というのが、誰もが納得する筋書きのような気がするけど、「人気(=自分の商品価値)があるうちに、新たな人生の道を切り拓きたい」ということなのだろう。

物事はレベルが上がれば上がるほど、結果で評価されるものだ。これはスポーツでも同じで、プロになるなら尚更である。今まで以上に厳しい目が向けられることを覚悟の上で、「実業団の監督・コーチに強くしてもらいたい」という”他力本願”ではなく、「自分で環境を整えて強くなる」という”自力本願”でのチャレンジ。一人の陸上ファンとして、心から応援したいと思う。

ちなみにこの写真は、今年6月の日本選手権で優勝したときのもの。このまま広告やポスターに使えそうなくらい、アンダーアーマーが本当によく似合っているのに!すでにいくつかのスポーツメーカーと接触しているとのこと。今後の動向が注目される。

 

<2017/02/11 追記>
2月7日、マネジメント会社が「ナイキ」と契約したことを発表!複数年契約で製品の着用やプロモーション活動に協力するとのこと。これからは「アンダーアーマー 改め ナイキ」の広告塔として、頑張ってほしい!


ケンブリッジ飛鳥選手から学んだこと

栄光は「他力本願」ではなく「自力本願」でつかむもの。