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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【中田久美、中垣内祐一】かつてのスター選手が全日本の監督に就任!

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【バレー】代表監督就任の中垣内氏「メダルを目指していきたい」中田氏「責任の重さを感じる」(10/26 スポーツ報知)

 バレーボールの日本代表監督に就任した男子の中垣内祐一氏(48)と女子の中田久美氏(51)が26日、都内で会見。指導者としてロンドン五輪の代表コーチ以来、4年ぶりの“現場復帰”となる中垣内氏は「若い世代からシニア世代までの縦の連携とVリーグ、大学の横の連携を大切にしたい。挑戦するからにはメダルを目指していきたい」と語った。
 監督としてVリーグ久光製薬を常勝軍団に引き上げた中田氏は「責任の重さを感じる。女性指導者の強みを生かして行きたい。背中を押していただいたので、自分のバレーボール人生の最後を東京にかけていきたい」と決意表明した。両監督は今季のVリーグ終了後の来春から日本代表の指導に入る。


先日、卓球の福原愛選手が結婚したと聞いて、「あの泣き虫愛ちゃんが人妻なんて、そりゃあ自分も歳をとるわけだ」と思ったのだけど、これもまた時の流れを感じるニュースである。スター選手だった現役時代を知っている二人が、全日本の監督に就任することになった。

女子の中田久美さんに関しては、「とうとうきたか」というかんじ。プレミアリーグ女子の久光製薬を率いてリーグを3度、全日本選手権を4度制するなど、指導者としての実績は抜群。東京五輪への「切り札」として、”最強”かつ”最恐”の監督と言えるだろう。

お茶の間に「中田さん=怖い」というイメージが定着したのは、2004年の「てめぇら、コノヤロー事件」が大きかったように思う。アテネ五輪出場を決めた日の夜、フジテレビの『すぽると』に生出演した選手たちが浮かれているのを見た中田さんが、VTR中に「てめぇら、コノヤロー!」と怒鳴ったのが音声に入ってしまったのだ!VTRが終わり、スタジオに戻ると、そこには静まり返った選手たちの姿が・・・(マンガのような落差!)

今回の会見では、「私が監督になったら、スパルタじゃないか、鬼じゃないかといわれますが、それも使うし、選手と寄り添って話すこともする」と指導方針について語っていたそうだ。シンクロの井村雅代コーチも苦労したという”ゆとり世代”の選手たちが、どれだけついていけるか注目である。

満場一致で決まった女子に対して、男子は少し難航したようだ。リオ五輪出場を逃してから、次の監督決定までに4ヶ月以上かかっている。選ばれたのはかつて全日本のスーパーエースだった、「ガイチ」こと中垣内祐一さんである。

(個人的に、中垣内さんが活躍していたころの全日本の男子が大好きだった。青山繁さん、泉川正幸さん、南克幸さん、荻野正二さん、佐々木太一さん・・・みんな本当にカッコ良かった!)

中垣内さんは、代表コーチ時代の12年に不倫騒動を起こして辞任。それ以来、しばらくバレーボールとは距離を置いて、新日鉄住金の一社員として、土木資材の営業にいそしむ毎日を送っていたが、「育ててもらったバレーボールに恩返しをするため」にまた現場に戻る決意をしたそうだ。

女子は長年、代表を引っ張ってきた木村沙織選手が今季限りの引退を表明し、世代交代の過渡期を迎えている。男子は2大会連続で五輪を逃し、世界から大きな遅れをとっている。ともに取り巻く状況が厳しく、東京五輪に向けての期待も高まる中で、あえて重責を担う覚悟を決めた二人。名選手から名監督へ。来春から勝負の4年間が始まる。


中田久美さん&中垣内祐一さんから学んだこと

他人の人生の変化を見ると、自分が歳をとったことを実感する。