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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【一色恭志】クールなエースが優勝インタビューで涙

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「最上級生の意地が炸裂!学生駅伝って本当に素晴らしい!」

青学大エース一色「一緒に走れて良かった」涙のV2(10/10 日刊スポーツより)

<陸上:出雲駅伝>◇10日◇6区間出雲大社前~出雲ドーム、45・1キロ)◇島根・出雲市
 「神ってるぞ 青山大作戦」を掲げる青学大が、2時間10分09秒のタイムで2年連続2度目の優勝を飾った。 5区で区間新をマークした安藤悠哉主将(4年)は「ここで負けたら男じゃないと思って、一生懸命走りました。全日本、箱根とまた勝てるように頑張っていきたい」。
 アンカーを務めたエースの一色恭志(4年)は「1区から3区の1、3年生。4、5区の4年生があんまり一緒に走れなかったんですけど、本当にこうやって一緒に走れて良かったです」と涙した。

 

いつも走っているときはポーカーフェイスで、レース後もクールな受け答えが多かった一色選手が、まさか優勝インタビューで泣くなんて!不意打ちというか、とにかくビックリしたし、気付いたら自分も「ええいああ 君からもらい泣き」になっていた。

これまでに優勝は何度も経験しているはずなのに、「うれしさがキャパオーバーした」のは、”4年生トリオ”で襷を繋げたからだろう。苦楽を共にしてきた同期って、やっぱり特別な存在なのだ

3区終了時点では東海大が23秒のリード。しかし、4区・茂木亮太選手(4年)が区間2位の好走で9秒差に縮めて、5区の主将・安藤悠哉選手(4年)が、「ここで負けたら男じゃない」と、大会記録を11秒も更新する区間新でトップに浮上。同級生の思いが詰まった襷を受け取れた喜び、アンカーの大役を無事に果たした安堵感、これらの感情が入り混じった”歓喜の涙”だったのだと思う。

一色選手は豊川、安藤選手は豊川工業と、高校時代から「愛知県内のライバル」として切磋琢磨し合ってきた。ここにきての二人の襷リレーは、ファンとしては本当に感慨深いものがある。(※スラムダンク桜木花道流川楓がハイタッチを交わした、みたいなかんじ)

個人的に、大学時代に体育会で部活をしていたのだけど、3年まではリーグ戦で3年連続2位。ライバル校の1学年上がすごく強くて、どうしても勝てなかった。その積もり積もった悔しさが、先輩たちが抜けたラストイヤーに花開くことになる。4年間の通算成績は1勝3敗。でも、その「唯一の1勝」を挙げたのが4年生のときで、「最後に勝って終われた」というのは、今も自分の中に大きな喜びとして残っている。

学生スポーツをしている人間にとって、最終学年というのは「特別な思い入れ」があるものだと思う。誰だって有終の美を飾りたい。終わりよければすべてよし。今年も若者たちの「魂を込めた走り」に心を揺さぶられる季節がやってきた!

 

一色恭志選手から学んだこと

青春時代の一時期を一緒に頑張った同級生は、一生の友達!