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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【伊東勤、アレックス・ラミレス】引退試合で粋なはからいをする監督たち

野球

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前編はコチラ ⇓
【サブロー、三浦大輔】引退試合をしてもらえる幸せな選手たち

9月25日に行われた、サブロー選手の引退試合。一番の注目は、この日で聞き納めとなるウグイス嬢・谷保恵美さんの「サブロー~~~!!!」コール。第1打席からどんどん語尾が伸びていき、現役最後となった第4打席は、史上最長の7秒38!これを聞いたサブロー選手が、谷保さんに向かって「いいね」と親指を立ててグーポーズをしていた。

そして、9回になんとも粋なはからいをしてくれたのが、伊東勤監督である。DHを解除し、まずはレフトへ。オリックスファンに挨拶を済ませ、1アウト後に今度は慣れ親しんだライトへ。日本一の応援団の前で帽子を取って頭を下げると、試合中にもかかわらず涙。この伊東監督の”名采配”にはあっぱれを送りたい。

また、この日は2011年に4ヶ月だけ在籍していた巨人の主力選手たち(=阿部、長野、坂本、クルーズ、内海、山口)がネット裏で観戦。「がんばれ、サブローさん!」「ありがとう、サブローさん!」という直筆の応援ボードを掲げていた。引退試合に他球団の選手がくるのは珍しいことで、サブロー選手の人間性や人柄の良さが表れていると思う。

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9月29日に行われた、三浦大輔選手の引退試合。当日のスポーツ紙と地元の神奈川新聞には、「永遠番長」の見出しで全面広告が掲載された。DeNAの広報部によると、「功労者の花道を、球団としてもしっかり用意したいという思いで出させていただいた」とのこと。

上の写真は”インターネットバージョン”だけど、”新聞バージョン”には番長からのラストメッセージも載っていた。思いが伝わる感動的な文章だったので、ここに書き留めておく。
 

横浜に、ドラフト6位で入団した。
正直、嬉しいことも、苦しいことも、色々あった。
オレは勝負し続けてきた。25年間、横浜で。俺の意志だった。
いやー、楽しかった。いやー、最高だった。
楽しいときは、めちゃくちゃ楽しかった。
苦しいときすら、横浜が一緒に苦しんでくれた。
すまない、と思った。ありがたい、と思った。
どうにかしたい、と思っていた。
良いときも、悪いときも、どんなときでも、
支えてくれたのが横浜だった。
横浜の声援は、サイコーだった。
現役投手は卒業するけど、野球からは卒業しない。
だから、またいつか、きっと会おうな。ここ横浜で。
ヨ・ロ・シ・ク!!


そして、7回になんとも粋なはからいをしてくれたのが、アレックス・ラミレス監督である。ここまで6回を投げきって10失点。116球を投げた右腕は、「これが最後」だと確信し、帽子をとってファンに一礼してマウンドを降りた。

だが、まだ終わらない。涙を浮かべながらその裏の打席に立ち、7回もマウンドへ。「代えるならマウンドで代えたいと思っていた。代打を送りたくなかった」。7回の先頭打者のヤクルト・雄平選手も「自分で最後」という予感があったのか、豪快にブンブン振って三球三振。このラミレス監督の”名采配”と、雄平選手の”勘の良さ”にはあっぱれを送りたい。

「集まった観客が誰を見に来ているか」をよく理解していて、実際にファンが喜ぶ行動をとることができる。両監督ともに器が大きくて、本当に素敵な人だなぁと思った。サブロー選手と三浦選手にとっても、胸がいっぱいの一日になったことだろう。長い間お疲れ様でした!そしてありがとう!

 

伊東監督&ラミレス監督から学んだこと

相手が喜ぶ行動ができる人は素敵。日頃から「目配り気配り心配り」を大切に。