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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【ローリー・マキロイ、キャロライン・ウォズニアッキ】別れてもすごい二人

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かつて、ロス・インディオス&シルヴィアの『別れても好きな人』という歌が流行したことがあったけど、世の中には「別れてもすごい二人」がいるものだ。男子ゴルフ界のスター、ローリー・マキロイ選手(英国)と、女子テニス界のスター、キャロライン・ウォズニアッキ選手(デンマーク)。かつて交際していた二人が、同日優勝の快挙を成し遂げた。

松山英樹5位 マキロイがPO制し総合王者に(9/26 日刊スポーツより)

<米男子ゴルフ:プレーオフ最終戦・ツアー選手権>◇最終日◇25日◇ジョージア州イーストレークGC(7385ヤード、パー70)◇賞金総額850万ドル(約8億5000万円)優勝賞金153万ドル(約1億5300万円)
 首位と3打差の5位から出た松山英樹は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算6アンダーの274で5位となった。
 ロリー・マキロイ(英国)ライアン・ムーア(米国)ケビン・チャペル(米国)が通算12アンダーで並んでプレーオフに突入。18番を使用する1ホール目はマキロイとムーアがバーディーでチャペルが脱落。2ホール目はともにパー。15番を使う3ホール目も互いにパー。16番を使った4ホール目でマキロイがバーディーを奪って優勝を決め、1000万ドル(約10億円)が与えられるシーズン総合王者にも輝いた。

 
以前、プロゴルファーの上田桃子選手(かんぽ生命)が『情熱大陸』に出演した際、「バレーとかバスケとかをしてる子が不思議でしょうがなかった。先がないスポーツを何でできるんだろうと思って」と発言し、物議を醸したことがあった。

これは、決して他のスポーツをバカにするようなつもりではなく(誤解を招くような編集の仕方だった)、「ゴルフはプロがあって、稼げるスポーツだから選んだ」ということが言いたかったそうだが、米男子ゴルフツアーの年間王者の賞金が10億円と聞くと、やっぱりゴルフは「夢があるスポーツ」だと実感する。

それにしても、この日のマキロイ選手のプレー(特に16番ホールの奇跡的なイーグル)は、大金を手に入れるにふさわしいものだった。本当に強い選手は、ここぞというときに「体のリズム」と「心のリズム」をピタリと合わせてくるんだなぁと思う。

今回は「大逆転」で優勝をさらった形となったが、12年にはランク1位で最終戦を迎えながら10位タイに終わって年間王者を逃し、優勝すれば王者が決まる位置にいた14年も2位タイで惜敗。「三度目の正直」でようやく悲願を達成した。「諦めが肝心」なんて言っていたら、10億円は手に入らないのだ!

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バドミントンの『ヨネックス・オープン・ジャパン』の決勝で、タカマツペアがデンマークペアに敗れた日、現在売り出し中の18歳・大坂なおみ選手もデンマーク選手に初タイトルを阻まれた。
 

元世界女王ウォズニアッキ「厳しい戦いだった」18歳大坂を称賛(9/25 デイリースポーツ)

「女子テニス・東レ・パンパシフィック・オープン」(25日、有明コロシアム
 シングルス決勝が行われ、世界ランク28位で元同1位のキャロライン・ウォズニアッキ(26)=デンマーク=が同66位の大坂なおみ(18)を7-5、6-3のストレートで破り優勝。昨年3月以来となるシングルスでのツアー24勝目を挙げた。この大会は6年ぶり3度目の制覇となった。
 ウォズニアッキは会見場に入ると自らのスマホで記念の自撮りをしてから席に着いた。「厳しい戦いだった。大坂選手がすばらしい戦いをしたので、勝ててうれしい」と第一声。第1セットの第7ゲーム後に取ったメディカルタイムアウトについては、「左足の付け根を痛めた。治療を受けてからアグレッシブさを失わずに戦えた」と振り返った。


ウォズニアッキ選手は、世界ランキング1位だった2010年大会以来、6年ぶりの復活優勝。完全アウェイの中で、見事なストレート勝ち。男子のデルポトロ選手といい、今年は実力者のカムバックが相次いでいて嬉しい!

最近は故障で低迷し、今季限りで引退するという噂が流れていたけど、まだ26歳。4年後の東京五輪でもプレーする姿が見たいものだ。

この二人は、藤原紀香さん風に言うと、「八十億人の中から選ばれたこの出逢い、このご縁」とはならなかったが、同じ日に世界トップレベルの大会で優勝するなんて、やっぱり何か運命めいたものを感じずにはいられない。

「マキロイには負けたくない」「ウォズニアッキには負けたくない」という気持ちと、お互いの活躍から刺激を受けて、「自分を奮い立たせたい」という気持ち。きっと両方あるだろう。一時期の不調を脱した、別れてもすごい二人。これからも男子ゴルフ界と女子テニス界のスターであり続けてほしい。


マキロイ選手&ウォズニアッキ選手から学んだこと

知り合いの活躍を「嫉妬」するのではなく、自分の「刺激」や「燃料」にする。