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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【海堀あゆみ、大滝麻未】「第二の人生」を歩み始めたなでしこ戦士

サッカー

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8月25日、リオ五輪で過去最多の41個のメダルを獲得した日本選手団の解団式が行われた。アスリートにとっては「終わりと始まりの日」。4年後に向けてスタートを切る選手もいれば、新たな道を模索する選手もいるだろう。今日は一足お先に「第二の人生」を歩み始めた、元なでしこ戦士を紹介したい。 

元なでしこGK海堀さん、慶大に合格「新たな知識をつけたい」(7/20 スポーツニッポンより)

 今年1月に現役引退を発表した元なでしこジャパン海堀あゆみ氏(29)が19日、慶大総合政策学部の9月入学のAO入試に合格した。
 7月中旬に試験を受け「このたび、大学受験に合格しました。入学式は9月16日です。サッカーではないフィールドで新たな知識をつけたい」と説明した。GKとして11年のW杯ドイツ大会優勝、12年のロンドン五輪準優勝に貢献。将来は指導者として女子サッカーの普及や発展に貢献することを目指しており、そのために大学進学を決意したという。


今年1月の突然の引退発表は本当に驚いた。「斜視が悪化して、ボールが2個に見える恐怖心を克服できない」のが理由だそうだ。まだ29歳だし、これからどうするのかと思っていたけど、海堀さんはその先の人生設計をきちんと考えていたのだ。

AO入試ということで揶揄する人もいるようだが、「ドイツW杯で優勝、ロンドン五輪で銀メダル」という実績は、自分の力で勝ち取ったものだから(親のコネとはちがう!)、胸を張っていいと思う。  

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なでしこジャパンとして3試合に出場し、ロンドン五輪にはバックアップメンバーとして帯同した大滝麻未さん。昨年5月、25歳という若さで現役を引退し、今年の秋から国際サッカー連盟(FIFA)が運営する大学院「FIFAマスター」に入学することになった。(※韓国サッカー界のスーパースター、パク・チソンさんと同級生になるとのこと!)

学生時代から「なでしこジャパンに選ばれること」よりも「海外でサッカーで生活をすること」が目標だった大滝さんは、フランスの名門・リヨンに入団したことでその夢を叶えた。だから、わずか3年半でプロ生活を終えると決めたときも、何の未練もなかったそうだ。サッカーに対する価値観は人それぞれだけど、引退しても「また違った形でサッカー界に貢献したい」という気持ちが嬉しい!

二人と同じように、引退後に早稲田大学大学院に通った元プロ野球選手の桑田真澄さんは、著書『心の野球』の中で、「エリートとは、野球が上手というだけでなく、野球以外の教養を身につけ、いいこともつらいことも、とにかくいろいろなことを経験し、豊かな人間性を備えている人だと思う」と述べている。

海堀さんと大滝さんはすでにサッカーは上手だから、これからサッカー以外の教養を身に付けて、ぜひ「真のサッカーエリート」になってほしい。第二の人生に幸あれ!
 

海堀あゆみさん&大滝麻未さんから学んだこと

一芸に秀でた人が、バランス&総合力を身につけたら無敵。