人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【田代未来、梅木真美】東京五輪で借りを返せ!これからも全力応援!

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今回のリオ五輪では、多くのアスリートから「手ぶらで帰るわけにはいかない」という言葉が聞かれた。オリンピックでメダリストになるのとならないのとでは、その後の待遇が全然違ってくる。その最たる例が、帰国時の扱いである。

競泳の北島康介さんは、4位でメダルを逃したシドニー五輪から成田空港に帰国した際、メダリスト達はバスに乗ってテレビ局に向かったのに、それ以外の選手はその場で「解散」と言われただけだったのがたまらなく悔しくて、「次のアテネ五輪では絶対に金メダルをとる!」と決意したそうだ。そして今、同じことを思っているのは、柔道の田代未来選手(コマツ)と梅木真美選手(環太平洋大学)だろう。

柔道の日本選手団は、リオ五輪で史上最多のメダル12個を獲得。先日の帰国時には、全階級でメダルを獲得した男子7人に続き、女子5人も首からメダルを下げて笑顔で登場し、約300人のファンから大きな拍手で迎えられた。

「手ぶら」で帰国した田代選手と梅木選手も同便だったはずだが、本当に肩身が狭いというか、いたたまれない気持ちだったと思う。自分もこれまでの人生で ”敗者の立場” になることが多かったので、とても他人事とは思えない。

田代選手は22歳、梅木選手は21歳。ともに1994年生まれの「東京五輪世代」で、2020年はピークで迎えることになるだろう。人が何かを達成するには、その出発点である今の自分を知らないといけない。田代選手は3位決定戦で気持ちの切り替えができなかったこと、梅木選手は怪我で万全の調整ができなかったこと、それぞれ4年後への課題が明確になった。今回の苦い経験は、これからの成長の糧になる。

世の中には短期的に見ればマイナスでも、長期的に見れば大きなプラスにつながっていくことがたくさんある。「リオで負けた悔しさがあったから、東京で優勝できた」と言えるように、泣いたり笑ったりしながら、一歩ずつ前に進んでいってほしい。これからも変わらず全力で応援します!

 

田代未来選手と梅木真美選手から学んだこと

今のマイナスを、これから先の人生でプラスに変える。