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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【モハメド・ファラー】普通に走っても金!転倒しても金!

陸上

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「モボットポーズ(頭上に両手でイニシャルのM)、リオでもお披露目!」

転倒しても1万メートル連覇 陸上・ファラー(8/14 朝日新聞デジタルより)

 リオ五輪陸上の男子1万メートルを連覇したモハメド・ファラー(英)は転倒のアクシデントをものともしなかった。4000メートル付近でナイキ・オレゴン・プロジェクトの練習仲間、米国のゲーリン・ラップと接触して倒れたが、すぐに立ち上がって走り出すと「心配いらない」と親指を立てた。「気持ちを強くもつのが大事。難しいけど私にはできる」。最後は得意のスパートで決めて、ファーストネームのイニシャルをもじったお決まりの「M」のポーズを決めた。
 最後まで王者を苦しめた2位の九電工所属のポール・タヌイ(ケニア)は「最後は諦めてしまった」、7位のDeNA所属のビダン・カロキ(ケニア)は「速かった」と強さに脱帽。日本勢は7000メートル付近まで先頭集団にいた大迫傑が17位。村山紘太、設楽悠太は周回遅れに終わった。

 

このレースの8位の選手のタイムは27分23秒。現在の1万メートルの日本記録は、村山紘太選手(旭化成の27分29秒だから、日本記録を出しても入賞に届かない。大迫傑選手(NIKE ORPJT)の27分51秒だって決して悪いタイムではないのに、それでも17位。世界のレベルの高さには、ただただ唖然とするばかりだ。

それにしても、転倒のアクシデントをものともしないファラー選手の走りは圧巻の一言!すぐに先頭集団に追いついて、足が交錯したラップ選手に向かって「大丈夫だよ」と、エド・はるみさんを彷彿させる「グーポーズ」までしていた。精神的な動揺をおくびにも出さないで仲間を気遣う。なんて素晴らしいランナーなんだろう!

そんなファラー選手の代名詞と言えば、周囲を置き去りにするラストスパート」である。今回は転倒による肉体的なダメージがあったにもかかわらず、ラスト1キロを2分28秒、ラスト1周を55秒という驚異的なスピードで駆け抜けた。こんなの自転車でも追いつけないし、原付でもデッドヒートになりそうである。「逆境の時ほど、その人の本当の実力がわかる」と言うけど、アクシデントがかえって強さを際立たせる結果となった。

 

どんなに体がだるくても、風邪をひいていても、前の日に嫌なことがあっても、意地で75点を出す。この安定感が、ビジネスで求められる資質。(すごい逸材になれ!カブドットコム証券社長・齋藤正勝)


今回の1万メートルを見てもわかるように、本当に強い選手はどんな状況でも必ず勝つ」のだ。そして、ファラー選手のように速く走れない私たちは、日常生活でどんな状況にあっても、「常に75点」を出せるように努力しよう。世界中の人から”称賛”されることはないけど、きっと周囲の人から”信頼”を得られるんじゃないかと思う。

 

ハメド・ファラー選手から学んだこと

本当に強い選手はどんな状況でも必ず勝つ。私たちは常に75点をとる努力を!