人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【ニー・シャーリエン】53歳のおばさん卓球選手、リオで躍動!

f:id:skipp-beat:20160810194511j:plain

「この人は大阪のおばちゃんではない、53歳の現役オリンピック選手だ!」

福原愛も過去に苦杯…53歳老獪プレー リオ卓球女子(8/9 朝日新聞デジタルより)

 8日の卓球女子シングルス3回戦に、中国出身の53歳、ニシャリャン(ルクセンブルク)が登場した。157センチ、58キロの動きには安定感がある。29歳のロンドン五輪銅メダリストが打ち込む球を淡々とさばいて、第1、2ゲームを連取、苦しめた。
 福原愛にもほろ苦い思い出がある。昨年5月のクロアチアオープン。3度目の対戦で初黒星を喫した。福原は「やっぱりショックでしたし、こんな大事な時期に、なんでこんなプレーしてるんだろうってなってしまって。すごくショックで、あれが多分、どん底ですね。底の底です。ここが1番の底です。結構、こびりついて離れない感じがありましたね」。大ベテランの老獪(ろうかい)なプレーにほんろうされた経験を振り返る。
 ニシャリャンは、10代で中国代表チーム入り。20代半ばで国を出て、ドイツ、次いでルクセンブルクに移って市民権を得た。昨年5月、祖国で開かれた世界選手権には、51歳の最年長選手として参加している。
 五輪はリオで4回目。2勝を挙げて臨んだこの日のティアンウェイ(シンガポール)戦は、笑顔交じりだった。2―4で逆転負けしたが、満足げ。ぐったりとした様子のティアンウェイとは対照的に、笑顔で関係者と握手した。

 (※名前は、ニ・シャリャン、ニシャリャン、ニーシャーリエン、シャーリエン・ニー、倪夏蓮、など様々な表記あり)

ニー・シャーリエン選手は、「1963年7月4日生まれ」の53歳。中国代表として出場した1983年の世界選手権では、団体と混合ダブルスで金メダルを獲得している。福原愛選手が生まれたのは1988年だから、愛ちゃんが生まれる前からすでに世界チャンピオンだったのだ!

オリンピックはシドニー大会から出場して、今回が4回目。石川佳純選手のお母さんがちょうど53歳だそうで、子供と同じぐらいの年齢の選手と戦って、シングルスで2勝を挙げたのは本当に素晴らしいことだと思う。

卓球は「凄まじいほどの集中力」が必要とされるスポーツである。そのため、試合中の選手はいつも険しい顔をしているイメージがあるのだが、この選手はニコニコ顔で、実に楽しそうにプレーをするのだ。(※動画はコチラ。2分40秒あたりから)

スマッシュが決まれば満面の笑顔でガッツポーズをし、ミスをすればぴょんぴょん地団駄を踏んで悔しがる。感情表現がすごく豊かで、おまけにリアクションが可愛いものだから、一挙手一投足に釘付けになってしまった!

個人的にMr.Childrenが大好きで、今までコンサートに10回以上行っているのだけど、いつも「桜井(和寿)さんって本当に楽しそうに歌うなぁ」と思う。そして、生歌を聞いている観客も、これまたみんながみんな笑顔なのだ。

「楽しそうな人を見ていると、周りも自然と楽しい気分になる」というのは、どの世界でも同じなのだろう。今回、ニー・シャーリエン選手からは、他の誰よりも「卓球を楽しんでいる感」が伝わってきた。見ていて楽しい53歳のおばさん卓球選手。4年後の東京五輪にも現役バリバリで出てきてほしい。

  

ニー・シャーリエン選手から学んだこと

まずは自分が楽しむことが大切。楽しいオーラは周囲にも伝わる。