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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【黒田博樹】寒い冬を耐え忍んだ梅の花、麗しく開花!

野球

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祝・200勝!記念Tシャツの背中にプリントされた文字を見て、一人苦笑いの黒田博樹選手。この写真こそが、カープの雰囲気の良さを物語っているように思う。

200勝記念Tシャツに「まさか…」 黒田「あれは新井の仕返し」(7/23 スポーツニッポンより)

 粋な?リベンジだった。黒田の日米通算200勝達成のセレモニー。広島ナインが着用したTシャツは前面に黒田の座右の銘である「耐雪梅花麗」、そして背面には「あの黒田さんがまさか…1イニング10失点@由宇」の文字記されていた。
 「あれは新井の仕返しだと思うんですけどね」と黒田。今季、新井が通算2000安打に迫った際、ナイン全員で背中に「まさかあのアライさんが…。」と記されたTシャツを着用して激励。その文面を考案したのが黒田とされており、ベテラン右腕はその時のリベンジだと推察。一方で新井の2000安打と同一シーズンの200勝達成については「意識していなかった」とバッサリ。


他球団ではめったに見られない、チーム全員でお揃いのTシャツを着ての集合写真。正面を向いているバージョンではみんな笑顔で、実にいい表情をしていた。ドジャースに移籍した前田健太選手が今年のカープについて、自分もこの輪の中に居たかった。9割うれしくて、1割うらやましい」と言っていたらしいけど、気持ちはわかる気がする。

背中の文字は、新井貴浩選手いわく、「小窪選手会長のアイデア黒田さんが怒るから、ボクはやめておけと言ったんですけどね」とのこと(どう考えても怪しいw)。黒田選手が入団1年目に、2軍のオープン戦で1イニングで10失点(※安仁屋宗八2軍監督がプロの厳しさを教えるために、あえて交代させなかった)したことを、イジることが許される。レジェンドと他の選手の絶妙な距離感がたまらない!

それにしても、イチロー選手の「日米合算なんて俺は認めない。おめでとう」というコメントが秀逸である。「日本だけで200勝を目指せ!」という激励とも受け取れるし、微妙にピート・ローズさんへの皮肉も込められている。走攻守だけでなく、ユーモアのセンスもあったなんて!

このように、キャリアの長いアスリートが偉業を成し遂げると、多くの関係者から祝福の言葉が寄せられるが、コメントをしてくれる「メンバー」や「内容」から、その選手の人柄や人間性を垣間見ることができる。(私たちで言うと、mixiの「マイミクからの紹介文」やfacebookの「誕生日メッセージ」を読むのが、人となりが一番よくわかる)

 

アレックス・ロドリゲス選手(ヤンキース時代の同僚)
 「(ゴロを打たせてアウトをとるタイプの黒田選手について)三塁手として仕事が多かった。(黒田の)登板日は球場まで運転しながら『今日は忙しい夜になる』と思った。それが大好きだった」

クレイトン・カーショー選手(ドジャース時代の同僚)
「偉業を達成できたことを本当にうれしく思う。人間としても尊敬している。一緒にプレーできた期間は本当に楽しくて特別な期間だった」


メジャー屈指のビッグネームの2人からコメントを貰えることがまず凄いと思うし、日本人として本当に誇らしい!Aロッドは若干ポエム風だけど、「それが大好きだった」というところがじわっとくるし、”メジャー最高左腕”のカーショーから尊敬されるなんて、200勝と同じぐらい凄いことだと思う。

後半戦もカープの勢いは止まるどころか加速している。新井選手と黒田選手、二人のメモリアルイヤーを優勝で飾れるか。25年間耐え忍んだ”歓喜の花”が麗しく咲く日が、刻一刻と近づいてきている。

 

黒田博樹選手から学んだこと

人の本質がわかるのは、自己紹介よりも他己紹介。