人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【大山志保】五輪を巡る女の戦い、ついに決着

f:id:skipp-beat:20160717085424p:plain

「熾烈な2番手争いがついに決着!3選手すべてが涙!」
 

リオ五輪女子代表 野村敏京大山志保に決定(7/11 ゴルフダイジェスト・オンラインより)

 カリフォルニア州のコーデバルGCで開催された女子メジャー第3戦「全米女子オープン」を終え、11日付の最新の女子ゴルフ世界ランキングが発表された。8月の「リオデジャネイロ五輪」の日本女子代表選手は、世界ランク22位の野村敏京と43位の大山志保に決まった。
 各国代表は世界ランクに基づく五輪ランキングで最大4枠が与えられるが、2枠の日本代表は2番手争いがし烈だった。「全米女子」に前週まで42位だった大山、45位の宮里美香、46位の渡邉彩香がそろって参戦。首痛からの復帰戦で予選落ちした大山は世界ランクポイントを加算できず1ランク後退したが、宮里も決勝ラウンド進出を逃して47位。渡邉はイーブンパー20位で迎えた最終日に「76」と崩れて38位に終わり、ランキングは45位に浮上したが、大山には及ばなかった。 

 

出場辞退が相次いでいる男子に対して、女子は「本当に夢のよう」(大山)、「この悔しさを忘れない」(渡邉)、「五輪に行きたかった」(宮里)と、年間何億円も稼ぐトッププロが、それぞれ涙を流して喜ぶ or 悔しがる結末となった。五輪に対する思い入れは、男女でかなりの温度差があるようだ。

大山選手は早くからリオを目指すことを公言していたので、喜びもひとしおだろう。クリスティアーノ・ロナウド選手のように、感情をそのまま表に出す熱いプレーが魅力で、パットを決めたときのガッツポーズは、歌手の五木ひろしさんの”こぶし”に似ていることから「五木ガッツポーズ」と言われている。

また、4月に行われた「フジサンケイレディスクラシック」を制した際は、高校時代など7年間を過ごした“第2の故郷”の熊本に、優勝賞金1440万円を全額寄付したことでも話題になった。この大会は実に10年ぶりの優勝で、出場するのにも経費がかかっているはずなのに、なかなかできることではない。このニュースを聞いて感銘を受けた自分は、大山選手にオリンピックに行ってほしいと密かにずっと思っていたのだ!

自分が起こした行動は、いつか必ず何らかの形で自分に返ってくるもの。僅差で手に入れたリオ五輪の出場権は、「自分の生活」よりも「熊本の被災者の支援」を優先した大山選手の行動を見ていた、ゴルフの神様からのご褒美だったかもしれない。

そして今回、惜しくも代表入りを逃した宮里選手は、「おめでとうございます。一緒に行きたかったです。怪我に気を付けて頑張ってください」という激励のメールを大山選手に送ったそうだ。この行動も大変立派だと思うし、宮里選手もこれから活躍しそうな予感がする。

「五輪では2つの目標があります。1つは出るからにはメダルを目指すということ。もう1つはゴルフを普段見ない、知らない方たちにゴルフという競技の素晴らしさを知ってもらいたいということです。112年ぶりに競技が復活して、たくさんの方にプレーを見ていただくチャンスだと思うので、私がそういうプレーをできるように頑張りたいと思います」

本番では、最後に長いパットを決めて、「チョー気持ちいい」と言いたいとのこと。北島康介さんからの~渾身の「五木ガッツポーズ」をぜひ見てみたい!
 

大山志保選手から学んだこと

自分の行動はいつか必ず自分に返ってくる。小さな行動、小さな努力を積み重ねよう。