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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【松井秀喜】7年ぶり3度目のバースデーアーチ

野球

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「引退して4年たっても、全く衰えないゴジラパワー!!!」(※映像はコチラ
 

42歳松井氏 2階席へ誕生日弾!「これ以上ないバッティング」 (6/14 スポーツニッポンより)

42歳ゴジラの衝撃弾だ。元巨人、ヤンキース松井秀喜氏が12日(日本時間13日)、ヤ軍OBを称える毎年恒例のイベント「オールドタイマーズデー」に2年ぶりに参加し、OB戦に「5番・一塁」で出場。通算194勝のデービッド・コーン氏(53)からヤンキースタジアムの2階席に先制2ランを放ち、42歳の誕生日を自ら祝った。豪快な一発に、地元メディアからは「現役復帰待望論」も飛び出した。

 

いやー、それにしても凄い打球だ!本人は完全にもう引退したおじさんの打球でしたね」と語っていたそうだが、飛距離はMVPに輝いた09年ワールドシリーズで最後に放った本塁打の約114メートルを上回る、約115メートルを記録。2階席までかっ飛ばすなんて、きっとホームランの打ち方が身体に染み込んでいるのだろう。

2013年に放送されたテレビ東京の『ソロモン流』という番組で、上原浩治選手(ボストンレッドソックス)に「なんで引退したんですか?」と聞かれて、「もう打てないから辞めたんだ」と言っていたけど、衰え知らずのバッティングを見ると、引退が早すぎたのではないかと思わずにはいられない。少なくとも今の巨人なら、現役でも十分に通用するような気がする。

この日は42歳の誕生日で、現役時代の2008年と2009年に続いて、3度目のバースデーアーチとなった。ここ一番の強さは引退しても変わらず。やっぱりスーパースターは持っているものが違うのだ!

松井さんは星稜高校時代、甲子園で明徳義塾から5打席連続敬遠されたときも、泣き言や恨み言を一切言わなかったし、昔からその口ぶりや態度が年齢以上に落ち着いていたように思う。これまでに読んだ著書の中から、感銘を受けた考え方をいくつか紹介したい。
 
「自分がコントロールできることとできないことを分けて考えないといけない。そして、コントロールできることについては、結果につなげるべく努力をする」(信念を貫く/松井秀喜

  

「重要なのは、自分は不器用で野球の素質もないのだと認識すること。つまり己を知り、力の足りない自分自身を受け入れること」

「結果が出ないときにグラウンド外で心掛けているのは、おいしい物を食べて、ぐっすり寝ることぐらい」(不動心/松井秀喜

 
「すべては偶然の産物。いろいろないい偶然が重なったから、今の自分があると考えている。決して自分の力でそうしたわけではないと思っている」

「自分は器用な方ではありません。絶対、不器用な方だと思います。不器用だし、何でも対応するのはすぐにできない方。だから少しずつ環境やメジャーの投手に慣れていって、徐々に自分なりに分かってきて、やっと力が出せるようになるタイプだと思う」(告白/松井秀喜

 

ワールドシリーズMVPなど輝かしい実績を残しながら、自分のことを不器用で野球の素質がない」と思っているのは驚きだが、誰よりも謙虚で、些細なことに動じない大らかな性格も、松井さんが多くのファンから愛される所以だろう。

現在は、キャッシュマンGMの特別アドバイザーとして、傘下マイナー球団で若手選手に打撃指導をしているそうだ。自分にとって勉強になる。若い選手を指導するのは楽しい」。メジャー通算175本塁打日米通算507本塁打を放った選手が、「勉強になる」とさらけ出して言えることが素晴らしい!

プロ野球の世界では「名選手、名監督にあらず」という言葉があるけど、松井さんにはぜひ指導者としても成功してほしいと思う。

 

松井さんから学んだこと

吾以外皆我師。実力や実績で劣る人からも、学べることはたくさんある。