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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【巻誠一郎】がまだせ熊本!エイエイモーン!

サッカー

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2006年、W杯ドイツ大会のメンバーにサプライズ選出された、巻誠一郎選手。代表発表時にジーコ監督が、「タカハーラ、オーグロ、ヤナギサーワ、タマーダ・・・マァキ」と読み上げた後に、報道陣が「おおぉぉぉ!」とどよめいたシーンは今でも覚えている。

(※そういえば、大黒将志選手と二人合わせて「オオグロ・マキ」ということで、歌手の大黒摩季さんからエールを送られたこともあった)

5月15日、そんな巻選手が所属しているJ2のロアッソ熊本が、熊本地震以来、約1ヶ月ぶりのゲームに臨んだ。選手たちは「熊本に勝ち点を届けたい」と全力でピッチを駆け回ったが、ジェフ千葉に0-2で敗戦。しかし、両チームのサポーターからは惜しみない拍手が送られ、試合後には「熊本!熊本!」「サンキュー、千葉!」とエール交換が行われた。

「勝敗の垣根を超えて、敵味方なく一つになる感覚」を味わえるのは、生観戦ならではの醍醐味だと思う。今回、フクダ電子アリーナに詰めかけた1万4163人のサポーターは、「やっぱりスポーツっていいな」と改めて実感しながら帰路についたことだろう。
 

「人は必ず障害に出会う。誰もが負けそうになる。そこで頑張れる人間になりたい。前向きな姿勢で夢を持って歩きたい」(イチロー選手の名言)


人間の本当の価値は、大きな試練があったときにどんな態度をとるかで決まる。巻選手は、元日本代表という知名度を生かして子供たちとサッカーをして元気付けているし、他の選手たちも、精力的に避難所を訪れて支援活動に奔走している。みんな選ばれた人間(=プロサッカー選手)である自分たちに与えられた役割を、よく理解しているのだ。

熊本地震後、ロアッソ熊本以外にも、ゴルフの上田桃子選手、バレーボールの古賀紗理那選手など、熊本県出身のアスリートがメディアに取り上げられる機会が増えた。スポーツ選手は「復興のシンボル」として、その言動で多くの人を励ますことができる。でも、必要以上に責任を背負い込まないで、どうかできる範囲でのベストを尽くしてほしい。一歩ずつ少しずつ前へ。がまだせ熊本!エイエイモーン!

 

巻選手から学んだこと

人間の本当の価値は、大きな試練があったときにどんな態度をとるかで決まる。