人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【オコエ瑠偉】才能 × 努力=最強!!!

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楽天ゴールデンイーグルスのドラフト1位、オコエ瑠偉選手。高卒新人野手で球団史上初の開幕一軍入りを果たし、11試合の出場でプロ初安打は打てなかったものの、盗塁をマークするなど、走塁・守備では非凡な才能を見せている。

オコエ選手は、ナイジェリア人の父と日本人の母を持つハーフだ。最近のスポーツ界は「アフリカ系のハーフ旋風」が吹き荒れていて、オコエ選手もその並外れた身体能力に注目が集まっている。もし自分がプロスポーツ選手だったら、「ハーフに生まれたかったなぁ・・・」と羨ましく思っていたかもしれない。

こういった「先天的な才能」に対する嫉妬は、日常生活でも無意識のうちに感じているものだ。例えば、帰国子女の人が英語がペラペラなのを見て、「自分も帰国子女だったらなぁ・・・」と思ったり、満員電車で窒息死寸前になっているとき、すごく背の高い人が涼しげな顔で立っているのを見て、「自分も身長が2メートルぐらいあったらなぁ・・・」と思ったりする。

「今さら変えられないもの」のことを考えたって時間のムダだというのはよくわかっているし、「今からでも変えられるもの」のことを積極的に考えようと思うのだけど、これがなかなか難しい。「後天的な努力」によって身に付いたものは素直に称賛できるのに。

先月、広島カープ新井貴浩選手が通算2000本安打を達成した。その翌日のスポーツ新聞を見ると、プロ野球関係者からの(若干失礼な)お祝いコメントが載っていた。

 

山本浩二さん「これだけ不器用な男が18年間、がむしゃらに一生懸命やった結果が2000本になったと思う」

野村謙二郎さん「技術が優れていても、大成しなかった選手はたくさんいる。頑張ればここまでできるということを証明してくれた」

中畑清さん「駒大の先輩として誇りに思うよ。たいした選手とは思ってなかったけど、今度会ったときは”新井さん”と呼ばせていただきます」

黒田博樹選手「まさかあの新井が、という感じ」

 

入団当時の能力は、オコエ選手よりもはるかに劣っていて、多くの人が口を揃えて「まさかこんなすごい選手になるなんて思わなかった」と言う新井選手が2000本を打ったという事実は、私たちに後天的な努力を継続することの大切さ」を教えてくれたと思う。

さて、そこで「オコエ選手の才能」に「新井選手並みの努力」がブレンドされるとどうなるか、ということである。これからメキメキと成長していく姿を、リアルタイムで見れるなんて本当に楽しみだ。もう、ロマンティックが止まらない!

現在はチーム事情から二軍に落ちてしまい、再び一軍から「お声」がかかるのを待っている状態とのこと。”オコエ”と”お声”をかけて、スポーツ新聞の見出しになりやすい名前も、スター性があっていいなと思う。

 

オコエ選手から学んだこと

才能に奢らず、ひたむきに努力を続けよう。