人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【織田信成、篠原信一】キャラクターとポジショニングが絶妙

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阿部サダヲさんの主演映画『殿、利息でござる!』が、あさって5月14日に公開される。今から250年前に、江戸時代の仙台藩で起きた実話をもとにした映画で、ソチ五輪フィギュアスケート男子シングル金メダリストの羽生結弦選手が「藩主役」で出演することが大きな話題になっている。

そして、このキャスティングをちょっぴり不満に思っているのが、戦国武将・織田信長の末裔であり、プロフィギュアスケーター織田信成さんである。5月4日に都内で行われたトークイベントに袴姿で登場し、「僕のブログのタイトルは『氷上のお殿様』で、ずっと“殿様キャラ”でやってきた自負があった。なぜ僕にオファーがこなかったのか」とやるせない思いを吐露。

さらに、「羽生君といえば、“殿”というより“白馬の王子様”のイメージじゃないですか。そっちの売り出し方なら文句は言わないですよ。でも“殿”はダメでしょ」とキャラクターのすみ分けを提案し、「続編にはぜひ出演して、銀幕デビューを飾りたい!」と猛烈にアピールした。

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同じ頃、大阪にも口を尖らせている大柄な男性がいた。シドニー五輪男子柔道100キロ超級銀メダリストで、タレントの篠原信一さんである。

5月3日、大阪市内で行われたスマホゲーム「城とドラゴン」の全国大会『城ドラフェスティバル2016 in 大阪』に、大型モンスター・ゴーレムのコスプレ姿で登場。今夏のリオデジャネイロ五輪を前に、「前監督なのに、柔道解説の仕事が全く来てません!オファー殺到どころかゼロです」と悲痛な声を上げた。

どうやら、昨年引退したオリンピック3連覇の実績を持つ野村忠宏さんにオファーが集中しているようで、「あいつか!野村のせいだな」と激怒。「解説しようと思えばできます!柔道を語るときは、背広か柔道着を着てちゃんとします!どこかの局で採用してください!」と猛烈にアピールした。

織田さんと篠原さんの共通点は2つある。1つ目は、「実績で勝る後輩に狙っていた仕事をとられた」ということ。そして2つ目は、「その状況を俯瞰して笑いを生み出すことができる」ということだ。

二人とも、フィギュアスケート界&柔道界における自分の「立ち位置」や「キャラクター」をよく理解しているし、またそれをうまく利用もしている。だから、イベントでいじられても返しが上手で、確実にその場が笑いに包まれる。現役を引退してから、バラエティ番組やイベントに引っ張りだこなのも納得である。

 

織田さんと篠原さんから学んだこと

自分の立ち位置やキャラクターをよく理解する。