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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【桐生祥秀、神野大地】ハンデをものともしない男たち

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陸上男子100メートルで、日本歴代2位の10秒01を持つ桐生祥秀選手(東洋大)が、本日開催された『セイコーゴールデングランプリ川崎』に出場。残念ながら9秒台に届かず、10秒27で4位だったが、まだ20歳。今後の活躍が大いに期待されている。

これまで桐生選手のレースをたくさん見てきたけど、個人的にそのスピードの凄さを最も実感したのは、日本選手権でも世界選手権でもなく、洛南高校3年生のときの体育祭」である(※映像はコチラ)。

桐生選手はクラス対抗リレーに出場(第2走者)したのだが、なんと第1走者がバトンを落としてしまい、いきなり断トツの最下位になるハプニングが発生。しかし、桐生選手がすぐに追いつき、前を走るランナーを一気に抜き去り、トップで第3走者へ。その結果、桐生選手のクラスが優勝するという、まるでマンガのような展開となった。

数年前にベストセラーになった本のタイトルではないけど、「もし日本一足の速い高校生が一般生徒と一緒に走ったら」、こんなにもスピードが違うのだ!
 

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そして、これと同じことを”演出”としてやっているのが、TBS『オールスター感謝祭』の「赤坂5丁目ミニマラソン」である。

今年4月9日の放送分では、優勝候補の本命だった神野大地選手コニカミノルタ)が惜しくも1秒差の2位となったが、「先頭から5分10秒後にスタートする」というハンデの付け方が絶妙だったと思う(ハンデ師さんにあっぱれ!)。100%本気ではなかっただろうけど、約3.6キロの間に5分も差をつめる神野選手もさすがだ。

今回は史上稀に見る激戦ですごく面白かったのだけど、赤坂ミニマラソンの常連メンバーであるエリック・ワイナイナさんと猫ひろしさんが出ていなくて、どうしたのだろうかと気になっていた。すると、4月22日発売の『ランニングマガジン・クリール』、猫ひろしさんの連載に以下のような記述があった。

 

年2回の大事なテレビ番組『TBS感謝祭』、今年も当然呼ばれるだろうと思っていたら、今年は青山学院大学、しかもエースの神野大地君が走るということで、今や赤坂ミニマラソンのスーパーレジェンドとなったエリック・ワイナイナ猫ひろしは、番組内での立ち位置が難しいということで、今回はお休みとなった。(『ランニングマガジン・クリール』、2016年6月号、「猫ひろしのオリンピックへの道」より)

 

速いランナーが3人もいると神野選手の存在が際立たないため、出られなかったとのこと。同じTBSの『炎の体育会TV』のように、今はアスリートと芸能人が対戦するバラエティ番組がたくさんあるけど、メンバーをどうするか、そしてハンデをどれぐらいにするかを考えるのは、きっと想像以上に難しいことなのだろうなと思った。

 

桐生選手と神野選手から学んだこと

ハンデをものともしない、突出した実力を持った人はカッコいい!