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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【エリウド・キプチョゲ】中敷きがはみ出たって優勝

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4月24日に開催されたロンドンマラソンで、ケニアのエリウド・キプチョゲ選手(31歳)が世界記録にあと8秒と迫る、2時間3分5秒の大会新記録で2連覇を達成した。

5000mでアテネ五輪銅メダル、北京五輪で銀メダルの実績を持つキプチョゲ選手は、2013年にマラソンに転向してからこれで7戦6勝(2位が1回)。代表入りが確実なリオ五輪でも、もちろん金メダルの大本命である。

ちなみに、キプチョゲ選手の「フルマラソン」の自己ワーストタイムは、2時間5分30秒。これは市民ランナーの自分が、初めて走った「ハーフマラソン」のタイムとほぼ同じである・・・(なんて速さだ!)
 

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そんなキプチョゲ選手と言えば、レース中にシューズの中敷きがはみ出るトラブルがありながら優勝(2時間4分0秒)した、昨年のベルリンマラソンが記憶に新しい。

キプチョゲ選手の中敷きは、スタートから1時間もしないうちに靴の後方からニョキニョキとはみ出てきた。元に戻すこともできず、かと言って完全に外れるでもない。気になって仕方がなかったであろうこのペラペラした状態で、残りの距離を走り切ったキプチョゲ選手には「あっぱれ!」を、そしてシューズを提供したナイキには「喝!」を送りたい。

速いランナーが履いているシューズは、ひときわカッコ良く見える。でもこれを見て、同じものが欲しいと思った人はおそらくいないだろう(キプチョゲ選手のシューズはさすがに市販品ではないだろうけど)。昨年の箱根駅伝では、多くのランナーがナイキのピンクシューズ(ルナスパイダー)を履いていたことが話題になった。大きな大会を活用したPR戦略には長けているナイキとしたことが、とんだ大失態である。

自分は幸いなことに、今までレース中に中敷きがはみ出たことなんて一度もないのだけど、こういうニュースを聞くと「試し履き」の必要性を感じる。ぶっつけ本番はあまりにも危険だ。シューズはある程度、自分の足に馴染ませてからレースに臨むこと。これはレベルはどうあれ、すべてのランナーの鉄則だと思う。

 

キプチョゲ選手から学んだこと

レース前に、必ずシューズの試し履きをする。