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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【島崎和歌子、林真理子】いつまでも変わらぬ安定感

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1991年秋から年2回放送されている、TBS系列の特番『オールスター感謝祭』が、先日4月9日の放送で第50回を迎えた。個人的に『赤坂5丁目ミニマラソン』が好きで毎回見ているのだけど、初回からなんと50回連続で司会を務めているのが、タレントの島崎和歌子さんである。

島崎さんと言えば、「しゃべらなければ美人」「無駄にキレイ」などと皮肉交じりに絶賛される容姿(=見た目の美しさ)と、「ガハハー!」という明るくて豪快な笑い方(=3枚目キャラ)のギャップが魅力的だ。5時間半の生放送で、200人近い芸能人を仕切るためにはアドリブにも対応できないといけないし、きっと頭の回転も相当速いのだろう。

18歳で初司会を務めてから、積み重ねた時間は25年。ここまでお茶の間に浸透すると、もう「島崎さんなしに感謝祭は成立しない」と言っても過言ではない気がする。本人が宣言しているように、「これからも体力が続くかぎり、死ぬまで」 続けてほしいと思う。

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女性誌『an-an』が4月13日発売号で、通算2000号を迎えた。1970年3月に創刊されてから46年目、オールグラビアの女性週刊誌では初の金字塔となった(※写真右は『an-an』の編集長) 

この『an-an』になんと31年間もエッセイを連載し続けているのが、直木賞作家の林真理子さんである。掲載されているのが巻末ということで、一時期は「an-anを後ろから開かせる女」と異名をとるほどの人気ぶり。タイトルを現在の『美女入門』と改めてからは18年が経過し、連載回数も900回を超えている。

林さんのエッセイは、ダイエット・グルメ・ショッピングの話がほとんど(悪く言えばワンパターン)なのだけど、お金と情熱をかけていろんなことにチャレンジしているのがわかるし、やっぱり文章が上手くておもしろいので、自分も『an-an』を読むときは後ろから開くことが多い。

今年の3月いっぱいで、フジテレビの長寿番組『ごきげんよう』が打ち切りになり、創刊37年のエンタメ週刊誌『オリスタ』が休刊に追い込まれた。こんな時代だからこそ、同じ番組の司会を長く続けること、同じ雑誌の連載を長く続けることは、本当に価値があると思う。いつまでも変わらない安定感を評価する人がいる一方で、マンネリと揶揄する人もいる。でも、『オールスター感謝祭』で別の女性タレントが司会をしていたり、『an-an』の巻末に別の作家のエッセイが載っていたら、それはそれで違和感を感じるのではないだろうか。

島崎和歌子オールスター感謝祭の司会者」「林真理子=an-anのエッセイ」。それぞれ25年、31年をかけて確固たる地位を築き上げた。「そういう人」だと周囲に認識されるまで続けた人は強いということだと思う。